2018/03/03 吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の重賞・メイン「馬体診断予想」」
吉岡司の馬体診断予想「弥生賞」
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傾向
クラシック制覇へ向けての最重要ステップレースのうちの1つ。過去の実績よりも将来性のある馬を重視すべき。大舞台を制するような素質馬は誰が見ても大概がいいと判断できる。相馬眼を磨くにはぴったりのレースだ。
パドック状態と今回の着目点
■オブセッション
新馬→シクラメン賞の約1カ月で6キロ減ったが、細くも太くもない印象だった。ここは再度間隔があいているので多少は増えてくるだろうが、体の輪郭が綺麗に映ればあまり気に留める必要はないだろう。それよりも、馬っ気を出すなどの幼い気性の改善が急務。落ち着いて周回できているかどうかは必ず確認してもらいたい。馬そのものは、肢先に軽やかさがあっていかにもパンパンな良馬場向き。中山コースも距離延長も問題なく、素質的には十分太刀打ちできる器であると思う。
■サンリヴァル
前回の8キロ増はほとんどが成長分。私見的には腹線がだぶついていないこと条件に、もっと増えてもいいぐらいに思う。バネの利いた伸縮性ある踏み込みが見られるようなら尚いい。あとは相手関係だけ。
■ジャンダルム
ホープフルSのパドックでは、コーナーを回る際に小走り加減になるような面あり。ただ、テンションは許容範囲の内だった。中山までの輸送も距離も2度目になるし慣れも見込めるはず。ほどよい活気があれば、初戦から力を発揮できる可能性は高いと考えていい。目方は500キロあたりまででおさまれば何の問題もない。
■ダノンプレミアム
本番が次走だけに余裕残しで出走する可能性は否定できないが、基本、アウトラインが非常に綺麗な馬。極端に腹回り等がボテッと映らなければ8分以上の仕上がりと判断していいだろう。ゆったりとした造りから距離延長への対応は問題ないと見る。
■リビーリング
ダノン同様、非常にゆったりとした造りなので長めの距離が向いていそう。500キロの大型ではあるがいい意味で重厚感がないし、首を伸ばしてのリラックスした脚どりには大物感が漂うほど。現段階での完成度では遅れをとるが、今後まともであればグングンと伸びて行く器だろう。一応の警戒は必要。
■ワグネリアン
気のいい馬だけに間隔があいても力は出せそうだが、やや詰まり気味の馬体だけに距離には限界がありそう。まあ、この時期だけにあからさまな適性の差は出ないようにも思うが、2000mはギリギリ守備範囲といったところか。当日おかしなテンションでないことを祈りたい。
吉岡の結論
◎オブセッション
○ダノンプレミアム
▲ワグネリアン
△1ジャンダルム
△2サンリヴァル
△3リビーリング
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