2018/01/07 吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の重賞・メイン「馬体診断予想」」
吉岡司の馬体診断予想「シンザン記念」
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傾向
重賞と言っても殆どが1勝馬。また、キャリアの少ない馬が多いだけに、過去の実績を高く評価する必要はない。この時期の3歳馬は持っている潜在能力を見抜くこと。いい馬は誰が見ても良く見せる。新聞など参考にせず、自分の眼でいいなぁと思った馬を1頭選んでみて欲しい。
パドック状態と今回の着目点
■アーモンドアイ
前回は6キロ減も細くはなし。ここは休み明けだけに目方が増えているかも知れないが、体の輪郭が綺麗に映れば問題はない。スムーズな歩様で落ち着き十分なら、力を出せる仕上がりと判断していい。
■カシアス
朝日杯FS時は10キロ増。正直やや太くは映ったが、もともとが詰まった体型だけにあまり神経質になる必要はないのかも。2度目のマイル戦だけに慣れが見込めるはずで、歩様に硬ささえなければ現状持ち得る力は発揮できるだろう。
■カフジバンガード
前回のこうやまき賞では、冬場とは思えないほどにピカピカの肌艶で見栄えが抜群。トモのボリュームも満点で、推進力のある歩様は惚れ惚れするレベルであった。是非ここも同じような姿を望みたいものだ。なお、2000mで勝っているが、詰まった体型からはマイルがベスト。
■スターリーステージ
私見では前回の450キロは細いレベル。今回は少し間隔が開いただけにプラス体重で臨みたいところ。ただ、牝馬にしては何ら煩い面がなく精神的安定している点は評価したい。今回も首をゆったり前に伸ばすなどリラックスした様が見られれば全能力を発揮できるだろう。あとは力関係になる。
■ツヅミモン
かなりの大型だが、奥行のある馬体で重厚感を感じさせないのがいいところ。ただ、まだ器用さには欠けるので、広々とした京都外回りはぴったりのコースだろう。1度使ったことで中身が変わってくるはずで、この相手にどんな走りを披露してくれるか見もの。パドック周回ではノッシノッシと前に出るような力強い脚どりを期待したいものだ
■ファストアプローチ
大型馬だけに叩いた上積みは見込めるはず。目方はあまり気にする必要はないが、首を前に伸ばすなどリラックスした雰囲気であって欲しいもの。力は十分に足りる。
■プリュス
前走は432キロでの出走となったが、数字以上に体を大きく見せていた。ハミをとって伸びのある歩様で周回できていたし、仕上がり自体は文句なかったように思う。是非ここも同じような姿で出てきてもらいたいものだ。元々新馬戦で1番人気になったほどの器で、前回は勝って当然ぐらいの馬。まともであればここでもヒケはとらないはず。
吉岡の結論
◎カフジバンガード
○ファストアプローズ
▲ツヅミモン
△1アーモンドアイ
△2カシアス
△3プリュス
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