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コラム

2017/12/23  吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の重賞・メイン「馬体診断予想」」

吉岡司の馬体診断予想「有馬記念」

●●●●●●●●吉岡司の馬体診断予想「有馬記念」●●●●●●●●

傾向
各陣営にとってこのレースが1年を締め括る大一番。調子の悪い馬が出走するはずがない。有馬記念は世代対世代の対決といわれ、どの世代が強いかが一番の着目点になる。今年の場合4歳馬の活躍が少ない。反対にレイデオロがJCで2着に好走した点からも、3歳馬は高く評価したいところ。ダービーでは2着に負けたが、内容では見劣らなかったスワーヴリチャードには期待が高まる。また、前年好走した馬が引き続き活躍する傾向が強い。今年もキタサンブラックが不動の主役になるであろう。

パドック状態と今回の着目点

■カレンミロティック
かつてはキタサンブラックと同タイムで走ったほどの器だが、関東圏の競馬では7戦して馬券対象になったケースは皆無。もうあと1週で10歳を迎えようという身からしても、大幅な上昇は期待できそうにない。ただ、極端な調子下降の心配はなさそうで、リズム良く歩けていれば、現状持ち得る分の力は引き出せるはず。

■キタサンブラック
馬体面で窮屈さや重苦しさを感じないこと、また、精神的にも安定している(首を小刻みに動かす程度は問題なし)ことは絶対条件。そこに適度な活気が加われば、体調面は依然良好と考えていい。また、精悍な顔つきで歩けているかどうか、目力にも注目してみて欲しい。

■クイーンズリング
470キロ前後の目方で丁度いいかとは思うが、無駄肉のない馬体であることが条件。また、スムーズ、かつ伸びやかな歩様であることもポイントとしたい。距離自体は問題なさそう。

■サウンズオブアース
今年は結果がついてこないが、体調面が悪いとは思えない。ここも同様。覇気の窺える活気の良さが見られれば、丸々軽視するのは危険だろう。いい意味で重厚感なく、自らハミを噛んで前へ前へと脚を伸ばせているかどうかもポイント。

■サクラアンプルール
距離は初めてになるが、掛かる馬ではないので問題はないはず(適度な気合い乗りは欲しい)。品格のある馬体で出てくれば、体調面に問題はない。今回が正念場の一戦になる。

■サトノクラウン
流線型の綺麗な馬体が特徴。柔らかい筋肉で動きにも滑らかさがあれば、体調面に不安はないだろう。ただ、気で走るタイプで、成績が安定しないクチ。力はメンバー屈指だが、正直、ヤル気を出すかどうかはその日の気分次第といったところ。

■サトノクロニクル
前走チャレンジCは10キロ減の454キロ。スカッとした馬体で許容範囲の内ではあったが、これ以上減ると……といった印象を感じたのが正直なところ。今回は長時間輸送込みゆえ(コース自体は問題なし)、最低限450キロは維持したい。加えて、小脚を使うなどの適度な気合い乗りもあって欲しいもの。

■シャケトラ
今回は日経賞を制したのと同舞台。条件替わりは歓迎だ。体に重厚感を感じず、首を使って小気味よいフットワークで歩けているかどうか。また、柔らか味のあるスムーズな歩様で歩けているかどうかにも注視して欲しい。

■シュヴァルグラン
キタサンブラックと違って天皇賞を使っていない分伸びシロはあるはず。とはいっても、ここまでの域の馬。堂々と歩けてさえいれば力を発揮できる状態と考えていいだろう。

■スワーヴリチャード
レイデオロがJCでキタサンブラックに先着するのなら、この馬でも十分通用するはず。ゆったりとしたローテを選択し、新鮮な状態で臨めるのも大きな強調材料だ。ハミをとって推進力のある歩様で歩けていれば、まず力を発揮できるはず。馬券を買う価値十分の馬だ。

■トーセンビクトリー
2400m以上の距離は初めてになるが、トップラインに十分なスペースを感じるので問題はないように思う。ただ、前回は目方が6キロ減り、若干後トモも淋しく映った。今回はそれら改善されていないと、勝負どうこうに持ち込むのは至難の業かと。

■ブレスジャーニー
現状でもなかなかの見栄えを誇る馬ではあるが、もう少し体が増えればさらに良くなってくると思う。そのあたりは今後の成長待ち。なお、そうイレ込むタイプではないので、中山までの輸送は問題ないかと。歩様に伸びやかさがあれば、デキ自体は良好と見ていい。

■ミッキークイーン
コース・距離ともに対応可能で、舌を出して遊んでいるくらいの気持ちの余裕と、品のある馬体でしっかりと歩けていれば、体調面に不安はないと考えていい。ただ、エリザベス女王杯時がマイナス6キロの442キロ。数字ほど細くは映らなかったが、今回は中山までの長距離輸送あり。追い切ったあとの体重は前回とそう変わらないだけに、さらなる体重減は避けられそうにない。昨年時に8キロ減らしていたように、今回も大幅に目方を落す恐れがある。当日、明らかに細く映るようだと、少し割引いて考えたほうがいいかも。

■ヤマカツエース
中山コースは3戦して2勝と相性がいいし、昨年の走りっぷりからも距離への対応に不安はない。当日は、アウトラインが崩れていないか、ハミをとって調律良く歩けているかがポイントに。今秋は成績があがっていないが、あまり安易に軽視するのは危険だろう。

■ルージュバック
以前に比べて馬体変動が少ない。それだけ体調が安定している証だろう。オールカマーを勝っているし、距離は問題なし。アウトラインの綺麗な馬体で、脚捌きもスムーズなら力を発揮できるはず。

■レインボーライン
関東圏の競馬では8戦して連対を果たしていないが、輸送競馬が苦手とは思えない。自らハミをとり、四肢を良く動かせていれば、いい走りに期待が持てるはず。前走JCでは448キロのスカッとした馬体だったが、私見的には450キロ以上あってもいいように思う。

吉岡の結論
◎キタサンブラック
○スワーヴリチャード
▲シュヴァルグラン
△1ミッキークイーン
△2サトノクラウン
△3ルージュバック

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