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コラム

2017/05/27  吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の重賞・メイン「馬体診断予想」」

吉岡司の馬体診断予想「日本ダービー」/「目黒記念」

●●●●吉岡司の馬体診断予想「日本ダービー」●●●●

傾向
今週からCコースを使用。先週のオークスでも1番枠2頭が連対したように、さらに内枠が有利になることは明白だ。また、当日は気温が高くなる予報だけに、発汗が目立ったり、イレ込みのキツい馬はスタミナ切れする可能性が高い。馬っぷりがよく、大きいストライド、かつ平常心で臨めている馬を重視して馬券を買って欲しい。

パドック状態と今回の着目点

■アドミラブル
正直、馬っぷりの良さではここに入っても1枚抜けている印象。パッと見ていいなあと思えれば、その感覚を素直に信用していいと思う。課題を挙げるとするなら、中3週が続くのと、再度の輸送競馬で気持ちが昂ぶってしまう可能性だろうか。加えて青葉賞→ダービー制覇は過去10年間で1頭もいない。果たして当日どういった雰囲気で出てくるだろうか。

■アメリカズカップ
目方そのものは前回程度でいいが、すでに体がある程度完成されている感じで、これ以上の伸びシロがあるかどうか。これまでのレース内容を見ても、正直大望はどうだろう。落ち着いた性格なので、イレ込んで力を発揮できないということはなさそうだが……。

■アルアイン
胸郭にゆったり感があるだけに距離延長も克服できるはず。意外に落ち着いているクチなので、初めての東京遠征も問題はないだろう。伸び伸びとした歩様で周回できていれば、2冠も決して夢ではない。

■ウインブライト
元来が気合いを表に出すタイプ。多少煩く映ってもそういう気性だと思って、割り切るべき。ステイゴールド産駒だが、詰まり気味の体型なので距離克服が一番のカギになりそうだ。

■カデナ
皐月賞はマイナス8キロ。許容範囲ではあるが若干細かったか。ただ、9着といっても秒差は0秒5だし、流れ次第では逆転も十分期待できる。前走以上の馬体重で適度な気合い乗りを見せていれば、巻き返せるだけのモノはあるはず。

■キョウヘイ
前走は4キロ減った424キロで出走となったが、細くは映らなかったし、同じような目方をキープできていれば問題はない。課題は距離。詰まった体型から距離延長は歓迎ではないし、気の強い気性からも折り合い面に課題が残っている。今回も楽な競馬は望めないだろう。

■クリンチャー
トップラインが長く距離延長は歓迎のクチ。イレ込むタイプではないし、府中までの輸送競馬も問題はない。適度な気合い乗りで周回できていれば、今回も善戦に期待が持てる。

■サトノアーサー
黒光りする馬体で輪郭も実に綺麗。現状では470キロ前後の体で丁度いいように思う。関東圏の競馬は初めてになるが、テンションの高い馬ではないので問題はないはず。今回も柔らかい筋肉、かつ品格ある馬体で周回できていれば、力を発揮できるだろう。私見的には馬っぷりの良さはメンバー屈指。あっさり勝たれても何ら不思議はないと思っている。

■ジョーストリクトリ
惚れ惚れする好馬体の持ち主で、推進力のある歩様は見ていて気持ちがいいくらいだ。が、父がジョーカプチーノで、気のいいタイプゆえ、2400mの距離克服は容易ではないだろう。さすがに壁が大き過ぎるか。

■スワーヴリチャード
胴長でゆったりとしたつくりゆえ、500キロ超えの体でも重苦しさは感じない。器用に立ち回れないタイプだけに、小回りの中山から広々とした東京に替わるのは大歓迎。力は非凡。水平首でリラックスして周回できていれば、巻き返せるだけのモノはある。

■ダイワキャグニー
プリンシパルSの勝ちタイムは過去10年間で最速となる1分58秒3。あのルーラーシップでさえ1分59秒1で、0秒8も速い数字だ。ただ、当レースに出走した馬で本番好走の例は極めて少ない。また、弥生賞では0秒6差9着に敗れており、やはり相手関係が気にかかるところ。見栄えのする馬体で周回できていれば、体調面に関しては問題ないと思うが。

■ダンビュライト
胸郭にはある程度余裕があるだけに、2400mまでは守備範囲だろう。体は前走時程度をキープでいい。府中コースは経験済みだし、変に気負っていなければ力は出せるはず。

■トラスト
以前に比べると体に柔軟性が出てきていて成長は感じられる。ただ、中央移籍後は1つも勝てていない。大きな期待は酷だろう。

■ベストアプローチ
青葉賞は適度な気合い乗りで周回できていて、デキ自体は良かったように思う。ただ2着とはいえ、内容的には完敗。さらには再度の輸送でテンションが上がる心配がある。相手関係はさておき、力が発揮出来るかどうかは当日の落ち着き次第だろう。

■ペルシアンナイト
身のこなしが柔らかく、実に見栄えのする馬体。ゆったりとしたつくりからも距離延長は問題なさそうで、迫力ある大きいストライドを見るに、いかにも東京向きとの印象を受ける。コースも経験済み。現状、特にこれといった不安点はなく、いつも通りの姿が見られれば、ここもチャンス十分だろう。

■マイスタイル
身のこなしの柔らかさ、小脚を使って見せる活気の良さは好印象も、やや詰まり気味の体型だけに、ベストはマイルだろう。弥生賞では展開の恩恵で2着に善戦したが、正攻法の競馬で2400m克服はいかにも厳しい印象。

■マイネルスフェーン
走るごとに体を増やしてきているが、前回は腹回りに若干余裕があった印象。引き続きプラス体重でもいいが、腹のラインをスッキリさせ、その他の部分にボリュームアップを望みたいところ。なお、ステイゴールド産駒ではあるが、トップラインに長さがあるわけではなく、ベスト距離は2000m前後のように思える。

■レイデオロ
皐月賞はプラス8キロも太くは映らず。ほとんどが成長分と考えていい。伸びやかな歩様で周回できていたし、初戦から力を発揮できる仕上がりだったようには思う。が、やはり今回の方が順調度では上。稽古内容もいい。当日、適度な気合い乗りで回れていれば体調面は良好だ。巻き返しがあって何ら不思議はない。

吉岡の結論
◎サトノアーサー
○アドミラブル
▲ペルシアンナイト
△1スワーヴリチャード
△2ダイワキャグニー
△3アルアイン


●●●●吉岡司の馬体診断予想「目黒記念」●●●●

傾向
メトロポリタンS組からの参戦が多い。そのメトロポリタンSを勝つとこのレースのハンデが重くなる。実際勝ち馬は斤量が0.5キロ増加され、4着に負けたカフジプリンスは1キロ減で出走できる。メトロポリタンSの着順はあまり気にする必要はないだろう。なお、当日テンションが上がっている馬や、腹回りが淋しく映る馬は避けた方がいい。それでなくてもダービー後のレースで、独特の雰囲気に呑まれる恐れもある。どっしりと落ち着いている馬、大きいストライドで伸び伸びとした歩様で周回できている馬を高評価したい。

パドック状態と今回の着目点

■ヴォルシェーブ
前走は12キロ減。これは絞れたものであり、体つきとしてはちょうどいい塩梅かと。光沢のある馬体でリラックスして周回できていれば、力は出せるはず。なお、55キロ(今回は56.5キロ)とはいえアルゼンチン共和国杯で3着に善戦しているように、ハンデ戦なら重賞戦でも十分通用する。過剰人気になりそうで旨味はないかもしれないが、丸々軽視は危険な存在だろう。

■ウムブルフ
黒光りする馬体。湾岸S(1着)では4キロ減っていたが、均整の取れた馬体に思えたし、時たま小走りで活気もあった。ここも適度な気合い乗りで周回できていれば、体調面は良好だろう。コース替わりに問題なし。この面子相手にどれだけやれるか、試金石の一戦だ。

■カフジプリンス
前回は腹線にダブつきが見られ、いかにも余裕がある体つき。それだけにここはマイナス体重で臨みたいところ。トモの送りも甘く、まだ本調子にないような印象でもあったので、どれだけ改善されているかよくパドックで見極めて欲しい。力はここでなら最上位クラス。上記点、クリアできていれば巻き返せる状態と思っていい。

■クリプトグラム
肢先の軽い、いかにも芝のスピードと瞬発力勝負に向いていそうな印象を受ける。斤量増加はやや懸念すべき点だが、鉄砲の利くタイプで、1年振りとはいえ極度にテンションが上がっていない限りそこそこには走れるだろう。

■サラトガスピリット
胸郭が長くゆったりとしたつくりゆえ、長距離が向いている。イレ込むタイプではないので府中までの輸送も苦にはしないだろうし、当日ハミをとって大きいストライドで周回できていれば力を出せる状態と判断していいと思う。ハンデ戦なら十分チャンスはあるはず。

■フェイムゲーム
目方の変動はなかった前走のダイヤモンドSだが、どうも腹回りがスッキリしている印象を受けた。これまでは450キロ台あたりで走っていた馬だが、今はもっとあっていいのかもしれない。当日の馬体重は必ずチェックして欲しい。なお、気のいいタイプなので、変に気負ってさえいなければ、間隔があいていようが力は発揮できるだろう。

■モンドインテロ
大阪杯は休み明けだったがまずまずの内容。パドックでは首を伸ばし力強い踏み込みで周回できていたし、時たま小走りで活気もあった。この中間はしっかりやれているようなので、体の輪郭が綺麗で歩様に伸びがあれば、叩いた上積みは見込めるだろう。なお、目方は480キロ前後で。札幌で2600m戦を制しているように距離延長に問題がないのもいい。軽視は厳禁だろう。

■ラニ
バネの利いた歩様で柔軟性はあるものの、馬体からは切れ味勝負に対応できるとは想像できない。正直、芝適性は疑問。この中間しっかりやれているので腹回りがボテッと映らなければ、ついていけないなどということはなさそうだが、さすがに上がりの掛かる競馬でないと善戦は難しいか。

■レコンダイト
7歳馬ゆえ、大幅な上昇は期待薄。が、450キロ前後でまとまっていて、かつ小気味よいフットワークで歩けているようなら力は出せるはず。前回から2キロ減の斤量を活かせれば、そこそこやれるのでは。

吉岡の結論
◎カフジプリンス
○フェイムゲーム
▲モンドインテロ
△1ヴォルシェーブ
△2ウムブルフ
△3クリプトグラム

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