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コラム

2017/04/07  吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の重賞・メイン「馬体診断予想」」

吉岡司の馬体診断予想「阪神牝馬S」/「ニュージーランドT」

●●●●吉岡司の馬体診断予想「阪神牝馬S」●●●●

傾向
去年から内回りの芝1400mから外回りの1600mになった。今までは回転のいいフットワークで歩けていた馬が活躍できるレースだったが、ここは外回りだけに大きいストライドで周回できている馬を優先してみたい。また、本番は次という馬も多かろう。実績があろうとも、体が緩く映るようであれば、一枚割引くことも健闘すべきだろう。

パドック状態と今回の着目点

■アットザシーサイド
前走は14キロ増も、2歳デビュー時から比べれば僅か2キロ差。私見的にはもっとあってもいいように思う。ただ、久々叩いて中身は違ってくるはず。そこに程よい気合い乗りも加われば、まず力は発揮できよう。阪神のマイル戦は去年の桜花賞で3着の実績。要警戒。

■アドマイヤリード
前回は過去最高体重となる430キロ。まだまだ小兵の域は出ないが、地力強化とともに体を増やしてきている点は大いに評価したい。3歳時、412キロの馬体で桜花賞0秒5差5着なら、今ならもっとやれていいのでは。体を維持できていて、速度の速い歩様で周回できていれば体調面の心配はなし。連勝中の威勢の良さを活かしたい。

■ウエスタンレベッカ
もう7歳で大幅良化は見込めず。苦戦は免れそうにないが、馬体維持かつ、首を下げてリラックスしていれば体調面の不安はなし。スムーズに運んで入着あればといったところ。

■クイーンズリング
目標は次走のヴィクトリアマイル。中間のデキを見るに8分程度か。とはいえ、前走程度の馬体重で、しっかりとした踏み込みが確認できれば力は発揮できるだろう。

■ジュールポレール
まだキャリア8戦、伸びしろ十分の4歳馬。柔らかい筋肉で見栄えが素晴らしく、体のバランスもいい。目方は前回同様460キロ前後で問題ないだろう。小脚を使って活気の良さを見せるのが特徴的だ。阪神のマイル戦は2戦2勝と得意だし、勝って1キロ減の54キロも歓迎。相手は一気に強くなるが、勢いを買うのも手だろう。

■デニムアンドルビー
前走は8キロ増の454キロ。ふっくらとした馬体に映ったし、水平首で落ち着いて周回できており、だいぶ復調してきた印象に見てとれた。マイルでは良績を残していないが、1分32秒7の持ち時計があるだけに安易には扱えない。そもそもの力は上。平常心で臨めるようならば。

■トーセンビクトリー
以前に比べ体全体のボリュームが増し、特に後トモが逞しくなってきた。前回の6キロ増も成長分だろう。マイル戦での勝ち星はないが、行きたがる気性からは距離短縮は歓迎なはず。今回も前走くらいの体で出走できれば期待は高まる。

■ミッキークイーン
今回は5戦してすべて連対している阪神コース。また、去年のこのレースでは休み明けながら2着と結果を残している。これまでの実績を考えても中心視して当然だろう。ただ、昨年末の有馬記念が究極仕上げだったせいか、8キロ減で腹回りに余裕が感じられなかった。ここは是が非でもプラス体重で。

吉岡の結論
◎ミッキークイーン
○トーセンビクトリー
▲クイーンズリング
△1アドマイヤリード
△2ジュールポレール
△3アットザシーサイド


●●●●吉岡司の馬体診断予想「ニュージーランドT」●●●●

傾向
2011年の阪神開催以外過去10年間で前走よりも体が増えている馬の勝利はない。気温の上昇とともに体が締まってきている馬を見つけ出すのがポイントだろう。また小回りのマイル戦だけに、大きいストライドで周回している馬よりも、小脚を使いキビキビと歩けている馬を上位に取りたい。

パドック状態と今回の着目点

■クライムメジャー
前走は休み明けで12キロ増。が、ほとんどが成長分のように思えた。一度叩いて、中身も引き締まってこよう。ハミを噛み適度に気合いが乗っていれば力は出せるはず。昇級戦とはいえ、過去の実績を考えれば何ら見劣りはしない。連勝も。

■スズカメジャー
今回は初となる関東圏での競馬。ただ、おっとりとしていて、そうそうのことでは動じなさそうな気性が常日頃から垣間見えるだけに、輸送に関しては案外楽にクリアできるのでは。当日、平常心で臨めていれば重賞のここでもチャンスは十分の馬だ。

■ダイイチターミナル
430キロ台前半の体。小兵なりのいい差し脚を見せる馬だが、正直目方はもっと増えてもいいように思う。それによって切れ味が削がれるということもないだろう。なお、いい時は首を下げ伸び伸びとした歩様を見せる。当日はそのあたりをチェックして欲しい。

■タイセイスターリー
胸郭が長くゆったりとした体の造りを誇る馬。また、使うごとに気性面の成長が顕著で、前回の長距離輸送にもしっかりと耐え切った点は評価したい。ただ、体重は走ることに減ってきているだけに、ここは多少でも戻すことが理想だろう。力は十分通用する。

■タイムトリップ
今回は休み明けだけに目方は増えるかも知れないが、480キロ台前半までに留まっていれば問題はなさそう。マイルでの勝利はないが、距離が長いとは思わない。ハミを噛んでほどよい気合い乗りで周回できていれば、休み明けからでも力を出せると思っていい。

■ナイトバナレット
ふっくらとした馬体で見た目は良く、ほどよい気合い乗りでパドックの気配は上々に映った前回のファルコンS。ゆえに、1人気11着はガッカリだが、16頭立ての芝1400mであれだけ大きく出負けしてしまっては致し方なしか。今回は勝鞍のある中山の芝1600mに替わるし、ひいらぎ賞の上位2頭はスプリングSで1、2着を独占している。その比較からも力があるのは歴然。伸びやかな歩様で体にも柔軟性があれば、デキ自体は問題はない。スタートと展開がカギになる。

■ボンセルヴィーソ
ダイワメジャー産駒らしく、後トモにいいボリュームがあって、実に逞しい体つきに映る。また、随分と落ちついた気性の持ち主なので、関東輸送も苦にしない。前走くらいの馬体重を維持していて、リラックスして周回できていればここも大崩れはしないはず。

■メイソンジュニア
ファルコンSは14キロ増も、戻した分であって、あれくらいあって当然。が、関東輸送があるぶん再度減る恐れも。480キロを切っていないかどうか、また、少し気負う面あるので当日イレ込んでいないかどうかは必ずチェックして欲しい。

吉岡の結論
◎クライムメジャー
○ボンセルヴィーソ
▲タイムトリップ
△1タイセイスターリー
△2スズカメジャー
△3ダイイチターミナル

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