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コラム

2017/03/11  吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の重賞・メイン「馬体診断予想」」

吉岡司の馬体診断予想「フィリーズR」/「中山牝馬S」

●●●●吉岡司の馬体診断予想「フィリーズR」●●●●

傾向
チューリップ賞より1F短いだけではなく、内回りコースで行われる。それだけに、のんびりと歩いている馬や、動きが緩慢な馬ではスピード競馬に対応できない恐れも。小脚を使ったり、気合いを表に出し周回できている馬を選びたいところ。返し馬までチェックして、芝の走りを見てから馬券を買って欲しい。

パドック状態と今回の着目点

■アズールムーン
りんどう賞は14キロ増も、これはほとんどが成長分。ただ、それでもヒバラが若干すっきりとしていただけに、体はもっと増えてもいいように思う。大型馬の割に間隔があいていても力は発揮できるタイプで、イレ込む心配がないのは強調すべき部分。平常心で臨めてさえいれば、力を出せるだろう。

■カラクレナイ
常日頃より落ち着いており、無駄な悪さをしないのがこの馬のいいところ。実戦で100%力を発揮できている所以でもある。今回は休み明けだけに多少体は増えるかもしれないが、緩く映らなければ問題はない。普通でありさえすれば好勝負の可能性十分と見る。

■クインズサリナ
細身の馬だが430キロ台を維持できていれば問題はないかと。また、気のいいタイプだけに休み明けでも力を発揮してきそう。距離短縮も歓迎のクチだ。当日テンションが上がっていなければ、食い込む余地はあるはず。要警戒。

■ゴールドケープ
前走阪神JFは14番人気で6着に好走。気合いを表に出し、ノッシノッシと周回できていた点は評価したい。が、今回は休み明け。テンションが過度に上がっているようだと黄色信号だ。当日のパドックで気配を必ずチェックして欲しい。

■シグルーン
阪神JFは14着に大敗。が、体はいい塩梅に引き締まっていたうえ、じんわりと活気も出ていて、雰囲気としては素晴らしかった。ぜひここも同じような姿で出てきてもらいたいものだ。新馬戦で推定上がり33秒3の脚を駆使し、カデナを破った実績は軽視できない。張りと柔らかみのある馬体であることを前提に、落ち着いて周回できていれば、見直してみるべき1頭ではないか。

■ジューヌエコール
この馬も前走阪神JFで大敗したが、パドックではアウトラインが綺麗で、自らハミをとって勢いのある歩様で周回できていた。直線他馬と接触したアクシデントが一番の敗因だし、安易に見切るのは早計かと。また、全体的な造りを見ても距離短縮は間違いなく吉と出るはず。伸びやかな歩様を確認できるようなら、巻き返しも十分あり得るだろう。

■ステラルージュ
400キロを割る体だが、細い印象は受けず、前走はむしろ数字以上に大きく見せていた。イレ込みはなかったし、しっかりとした踏み込みで周回できて、それが最後のいい瞬発力に繋がったものと思われる。まだ随所に若さを覗かせるものの、当日過度にテンションが上がっていなければ、ここもそこそこはやれるはず。印は回さなかったが、警戒は必要だろう。

■タガノカトレア
小ぶりではあるが、トモにボリュームがあって全体のバランスがいい。鹿首でノドの線(スロートラッチ)が狭く、回転数の速いピッチ走法がこの馬の特徴。ゆえに距離には限界があるものの、手足が素軽いだけに芝の適性は十分あるはず。当日極端にイレ込んでいなければ、力は出せるだろう。

■ビーカーリー
前走エルフィンSは7着敗退も、パドックでは実に体のバランスが良く、筋肉も柔らかくて見た目は上々だった。ここも同じような姿を望みたい。が、今回で10戦目の競馬になるだけに大幅な上昇は期待できないかもしれない。距離短縮は歓迎なのだが。

■ベルカプリ
体は450キロ台を維持できていれば問題ないだろう。気のいいタイプで前走でもそれなりに仕上がっていたので、上積みはどうかだが、イレ込んでいなければ体調面に不安はないと考えていい。2走前の白菊賞時は重馬場で力を発揮できなかったので、願わくば良馬場で、といったところか。

■レーヌミノル
クイーンCは6キロ増。素直にいい傾向と考えたい。ただ、体つきを見るに本質的には芝1400mまでの馬か。桜本番よりは、適距離のここが勝負と考えても問題はないだろう。直線の短い内回りコースに替わるのも歓迎すべき点。460キロ台の馬体重を維持していて、かつ落ち着いて周回できていれば好戦は必至だろう。

吉岡の結論
◎レーヌミノル
○カラクレナイ
▲ジューヌエコール
△1アズールムーン
△2クインズサリナ
△3タガノカトレア


●●●●吉岡司の馬体診断予想「中山牝馬S」●●●●

傾向
ハンデ戦に加えフルゲートとなれば、まず一筋縄ではいかない。トップハンデの馬は過去9年連続で掲示板を外している。また、コーナーが4つある小回りのコースだけに、牝馬らしくキビキビとした歩様で、動きが軽快な馬を選ぶことをおススメする。

パドック状態と今回の着目点

■ウインリバティ
愛知杯のパドックでは均整の取れた体つきで実に見栄え良く映ったのだが、脚捌きに関しては離地に力が入っていない感じで、後トモの力が弱い印象を受けた。当然、今回の中山には急坂があるだけに不安が募る。また、年齢的にも大幅な上がり目は期待薄か。いくら軽ハンデとは言っても大きな期待はどうだろう。

■クインズミラーグロ
前走は10キロ戻して460キロ。目方としてはちょうど良く、テンポのいい歩様で気分良く周回できていた点は評価したい。中間は放牧に出してリフレシュ。今回は4戦して3連対の中山戦に替わるし、イレ込む馬でもないので、間隔があいても力を発揮できるはず。一応、体の締まり具合はチェックして欲しい。

■サンソヴール
前走はマイナス6キロの456キロで出走となったが、数字ほど細くは映らなかった。ただ、今回は放牧明けプラス輸送の短い中山戦だけに、体は増えていて当然と考えるべきだろう。リラックスして周回できていれば、前回同様そこそこやれるはず。

■シャルール
近走は大敗が続いているが、パドックではいずれもで柔らかみのある体つきを見せており、見た目としては悪くない。関東輸送は問題ないクチだけに、イレ込まない程度に活気を見せていれば、見直してみていいかも。

■パールコード
前走のエリザベス女王杯は504キロでの出走。4着と結果が出たとはいえ、少し腹回りがスッキリした印象に思えた。私見だが、510キロ台あたりでもいいように感じる。なお、中山コースは今回で3度目。大きいストライドの馬だが、勝ち星もあるように小回りも問題ないクチ。バネを感じさせる歩様が見てとれれば休み明けでも力を出せる仕上がりと判断していい。

■ビッシュ
3歳牝馬の身で挑んだジャパンCは16着大敗。418キロの体を目一杯大きく見せていた点は評価したいが、流石に古馬最高峰クラス相手では心許なかったか。とはいえ、いい経験と捉えれば視界は明るいはず。この中間は放牧に出してリフレッシュ。前走くらいの体でもいいが、更に10キロ、特にトモに厚みがあれば楽しみが増す。紫苑S勝ちからも、休み明けから力を発揮できるタイプで、落ち周回できていれば、いきなりから好走は可能だ。

■プリメラアスール
愛知杯はプラス8キロの508キロでの出走だったが、見た目太くは映らなかった。ハミを噛んで気分良さそうに回れていたし、デキそのものは良かったように思う。中山は過去1度経験があり、そこそこ走っているだけに、コース替わりは問題あるまい。もっともこの馬の場合状態面よりは展開面がポイントになる。スンナリとした流れになれば、といったところか。

■フロンテアクイーン
前走・初音Sではアウトラインが綺麗に映ったし、小脚を使って馬には活気があった。同じような状態を維持できているようならばここも好戦が望めるはず。過去、メンバーが揃っていた紫苑Sで3着した実績の持ち主。ハンデ戦のここなら重賞でも十分期待がかけられる。

■マジックタイム
柔らかい筋肉でいかにも切れ味がありそうな馬体の持ち主。ここは放牧明けになるが、腹線がだぶついていなければ問題はない。なお、悪い時はテンションが極度に上がる馬。当日の馬体面と気配はしっかりとチェックして欲しい。

■メイショウマンボ
前走は488キロでの出走となったが、均整が取れており、また、以前に比べるとトモの蹴りに力強さが出ていて、状態面に不安は感じなかった。7歳馬だけにもう過去の力を望むのは酷なのかもしれないが、当日、落ち着きがあってしっかりと踏み込んでいれば、現状持ち得る力は出せるだろう。

吉岡の結論
◎パールコード
○クインズミラーグロ
▲フロンテアクイーン
△1マジックタイム
△2ビッシュ
△3サンソヴール

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