2011/02/20 【月刊UMAJIN編集部】インタビュー・コラム「「独占!」【月刊UMAJIN編集部】インタビューコラム」
和田竜二/ジョッキーに100の質問(第13回)
「ジョッキーに100の質問」和田竜二
テイエムオペラオーで一世を風靡した和田竜二騎手。
賞金王との思い出はもちろん、心機一転、フリーになったいきさつ。
ボランティア活動について。
……語りつくせない男の思いを、少しずつ解き明かしていく100の質問。
「意外な和田竜二」が見れることを約束しよう!
※質問はUMAJIN公式HP(http://uma-jin.net)から募集しました。
(2010/5/13発売 UMAJIN No.13に収録)
写真=磯野司(Depo) スタイリスト=伊藤省吾
今の自分があるのはオペラオーのおかげ、岩元先生がいたから
小学校のころ、体が小さかったので、親が勧めてくれました。
目線が高いな〜って思いました。
落馬して救急車で運ばれたことです。でも途中で痛みがやわらいで「意外と大丈夫だな」と思っていました(笑)。
まわりの人の邪魔をしないように、とにかく必死でした。
直線で競り合いになって、バタバタになりながらも夢中で追っていたのを覚えています。
馬のクセを知ることですね。
さみしがったりして鳴いたときは「鳴くなよ〜」って可愛く感じます。
あまり気にしていません。
狙い撃ちで勝てたので、うれしかったです。新人で長距離重賞を勝ったので話題になったんですが、僕の腕ではなく、馬が生粋のステイヤーだったというのが本当の勝因でした。
テイエムオペラオーです!
おとなしくて賢い馬だなぁって。強い印象はなかったですね。
前の週に、同期のユーイチ(福永騎手)が桜花賞を勝っていたんで「自分もいけるかも」って勝手な想像をしていたんですよ。それが現実になって、なんだか不思議な感じでした。
00年の春の天皇賞ですね。師匠の岩元先生が喜んでくださったので、ジーンときました!
最後の有馬記念ですね。けっこうヒヤヒヤしていました。
う〜ん、ドトウに負けたからどうっていうのではなく、へたくそに乗ったなっていう反省の念が強かったですね。
どうでしょうね…答えにならないかもしれないけれど、ディープインパクトとか、離して勝つ馬はうらやましかったですね。オペラオーは抜け出したら遊んで止まっちゃうから、あまり突き放す感じじゃなくて、いつもドキドキしていたんです。
5〜6年前、北海道で。
はい、気になります! でも、まだ似ている子供はいませんね。
好きだから……でも、全日ファンだから、ホントは馬場さんのほうが好きだったんです(笑)。
「お願いだから、言うこと聞いてね」って(笑)。
「勝負したい」から、今年から厩舎を出てフリーになった
内にこもって、集中するタイプです。口数も減ります。
3〜4年前、1000万下のレースで、カラ馬のおかげで勝ったレースですね。あのときは、なぜかカラ馬が自分の思うように動いてくれたんです。
騎手旅行のときに披露した、服のうしろを全部切った、びんぼっちゃま風の自作コスプレです。ここから僕のコスプレ道が始まりました(笑)。
葉っぱ!(笑)
どのレースも、絶対に勝てるとは思っていませんでしたよ。
ジャパンカップかな。外国人騎手ばっかりだったので(笑)。
はい、よく考えるタイプです。
ナリタトップロードに負けた、オペラオーの菊花賞です。
ダービーですね!
自分にとっての「基本」です。
騎手として勝負したかったからです。
佐賀ですね。あそこには、独特の雰囲気がありますよね。
年をとって、落ち着きが出てきました。
よくDVDを見ています。最近のお気に入りは録画した『龍馬伝』ですね。
同期はみんな仲良しですよ。
あだ名で「わっくん」って呼ばれます。
はい、読みます!
小錦みたいでした(笑)。なかなか動かない、すごくズブい馬だったんです。
漢字を思い出せないとき(笑)。
勝つと副賞で四国名産の焼き物がいただけるんですが、それがどんどんたまっていくんです。去年は大きな皿で、今年は大きな壺。さすがに今年は奥さんが「また?」って目を丸くしてました。ということで、来年もがんばります(笑)。
子供のころからとにかくお笑い好き。お笑い芸人に憧れた
昔いた「メロンパン」は印象的でしたね(笑)。
オグリキャップです。ファンだったんですよ!
とくにはいないんですけれど、岩田クンがイベントに出たがっていて、かなり僕のことを意識しているみたい(笑)。
負けたレースが多いですね。
オペラオーで春の天皇賞を勝って、先生に喜んでいただいたことです。
一番は、勝つことです!
学校の先生かなぁ。楽しそうなイメージなんですよね。
その馬の新たな一面をレースで引き出すこと。イメージは、横山典弘さんです。
GIを勝ちたいですね!
「竜」の理由は聞いたことがなく、語呂で選んだのかもしれません。「二」は次男なので(笑)。
僕は発音があまりよくないので、電話とかで名前を言ったときに「え? ユウジさん?」なんてよく聞き間違われるんで、それがちょっと嫌です。
まじめな子でしたね。怒られるのが嫌いだから、よく言うことを聞いていました(笑)。
ビートたけしさんとか、明石家さんまさんとか、お笑い芸人さんが憧れでした。
とにかく、いつも笑いをとっていたかった(笑)。
この読者、わかってるな〜(笑)。僕のルーツは『ひょうきん族』です。
女優の常盤貴子さん。
小学校のころでしたね。
可愛らしくて、丸顔の女性がタイプです。
初めて出会ったのは、友人の集まりでした。
グルメになりましたね! 奥さんが食べるのが好きで、よく一緒に食べに行っているので。
元阪神タイガースの藪恵壹投手に似ていると言われる
プライドがあまり高くないので、譲れないものはありません。
信じたことはないですね。
カレーライスが好きで、嫌いな食べ物はありません。
『アポロ』みたいな、いちご味のチョコレートです。
奥さんの手料理です。
犬ですね。
葉巻ですね。ひとりでバーに行って吸っています。
JRA通算500勝がきっかけだったんですけれど、ちょうど自分に子供が生まれたこともあって、子供たちのいる施設に寄付したいなと思ったんです。世の中に暗いニュースが多かったんで、明るい話題を提供したい思いもありました。
兵庫県の幼稚園に関西所属の騎手みんなで行ったときに、僕らが行くだけで子供たちが喜んでくれたのが印象的でした。
サッカー観戦です。でも尊敬する選手は野球の王貞治さんです。
ウイスキー、バーボン。
左手をゴシゴシします(笑)。
やっぱり、家ですね〜。
う〜ん、なにかなぁ。UMAJINではないなぁ(笑)。
『踊る! さんま御殿!!』です。
「整いました〜!」の『ねずっち』です。頭いいですよね〜。
とくにプレッシャーに強いわけでもなく、どんなレースでもつねにヒヤヒヤしています。
感情の起伏があまりないほうで、顔にも出ませんね。
Mです。
元阪神の薮投手に似ているって言われますね。
もし変身できたらオバマ大統領になり、あの名セリフを…
乳児院の子供たちがくれた写真です。
藤田伸二。
色は黒が好きで、数字の好き嫌いはありません。
どうも最近は、季節がメチャクチャですからねぇ……あ、夏は稼ぎ時です(笑)。
中学校の発表会にそなえて買った、オフコースの『さよなら』です。
『ミスチル』です。
オバマ大統領になって「Yes we can!」って言いたい!気持ちいいでしょうね(笑)。
もう一度オペラオーに乗って、菊花賞を戦いたいです。
直感を大事にしたほうが、いい結果が出ますね。考えすぎるとよくないタイプです。
よく手で鼻をかきます。
インドア派ですね。
南の島がいいですね〜。寒いときに行って、暖まりたいです。
寝転がって、全身に力を入れて、そのあとに抜く気功法? です。
子供とたわむれているときは、幸せですね。
結婚したときか、フリーになった今か……どちらかですね。
「ご飯食べられてるか〜」って言いたいです(笑)。
師匠の岩元先生です。
はい、なりたいです。
偉くなくとも正しく生きる! 『元気が出るTV』のエンペラー吉田さんの言葉です(笑)。
さいごの瞬間まで、馬に乗っていたいです。なんたって、ウマジンですから!
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