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コラム

2018/02/13  吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の「注目2歳馬勝ち上がりチェック」」

[共同通信杯]オウケンムーン 距離克服がカギ

○2月11日(日) 東京11R 共同通信杯(芝1800m)
1着 オウケンムーン 北村宏騎手
牡3 美浦・国枝厩舎

今年の共同通信杯を制したのは6番人気のオウケンムーンだった。前走からマイナス10キロの458キロという馬体重で臨んできたが、隙のない馬体でこれはいい傾向。使った上積みは十分見込めた。肢先が軽くバネを感じさせる歩様で、いかにも切れ味がありそうな雰囲気。返し馬でも四肢が良く動いていて、これといった不安点は何も感じられないなかった。

スタートは五分に出たが、そのあとは馬任せで4番手の内から追走。直線坂下から追い出されると、ラスト100mで先頭に立ち、そのままサトノソルタスの追撃を凌いで勝利した。勝ち時計1分47秒4は及第点。ただし菊花賞馬オウケンブルースリの産駒ながら、胸郭の長いタイプではなく2000m前後の距離が向いていそうに感じる。当然今後はクラシック本番へ進むことになるだろうが、皐月賞はともかくダービーでの好走は距離克服がひとつのカギと言える。

▽【オウケンムーン】
父オウケンブルースリ
母ムーンフェイズ
母父エリシオ
※伯父に青葉賞勝ちのトキオエクセレントなど。

○2月12日(月・祝) 東京11R クイーンC(芝1600m)
1着 テトラドラクマ 田辺騎手
牝3 美浦・小西厩舎

月曜のクイーンCを勝ったのは3番人気のテトラドラクマ。前走からマイナス6キロの462キロでの参戦になったが、どこにも減った感じはなかった。時たま小走りで活気が感じられ、パドックでの気配は良好。騎手が跨っても何ら動じることもなく、平常心で歩けていたのも好印象だった。

実戦では好スタートからハナを切る競馬。道中アルーシャに絡まれたが、自分のペースを守って4角を回り、直線もスピードは衰えることなくそのまま逃げ切って勝利を収めた。勝ち時計1分33秒7はこのレースの平均レベル。今後もマイル戦での活躍が見込め、桜花賞でも有力な1頭に浮上したと言っていい。

▽【テトラドラクマ】
父ルーラーシップ
母リビングプルーフ
母父ファルブラヴ
※近親に仏GIモーリス・ド・ゲスト賞勝ちのシーキングザパールなど。

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