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コラム

2017/07/24  吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の「注目2歳馬勝ち上がりチェック」」

[函館2歳S]カシアス 短距離戦が活躍の場になりそう

○7月23日(日) 函館11R 函館2歳S(芝1200m)
1着 カシアス 浜中騎手
牡2 栗東・清水久厩舎

モルトアレグロが取り消し15頭立てになった第49回函館2歳Sを制したのは、1番人気のカシアスだった。プラス8キロの484キロでの出走で、若干腹回りに余裕があったが許容範囲。2人曳きだったパドックでは、ハミを噛んでほどよい気合い乗りで周回できていた。

スタートは良かったが、無理をせず中団の外目で折り合いに専念。4角手前から進出し、直線ジワジワ差を詰めて逃げ込みを図るウインジェルベーラをゴール寸前アタマ差捉えての勝利。パンパンの良馬場での競馬ではないので、勝ち時計1分10秒0は仕方がないが、勝ち内容は至って平凡。未勝利勝ちした馬が人気になったことからも、今年のレベルは高くはない。血統的にもキンシャサノキセキ産駒だけに、距離が延びていいタイプとは思えない。今後も短距離戦が活躍の場になりそうだ。

▽【カシアス】
父キンシャサノキセキ
母ラブディラン
母父Dylan Thomas
※近親に高松宮記念勝ちのファイングレインら。

○7月22日(土) 中京5R 2歳新馬(芝1600m)
1着 トゥザフロンティア D.ホワイト騎手
牡2 栗東・池江厩舎

先週の新馬戦勝ち馬では、土曜中京第5Rを勝った良血馬トゥザフロンティアが将来的に大きく期待できそう。482キロでのデビューになったが、柔らかい筋肉で見栄えのする馬体。その見た目から素質の高さは認識できたものの、パドックではやんちゃな面をのぞかせており、落ち着きがなく、気性面での不安をのぞかせていた。

実戦では五分のスタートを切ると、少し気合いを付けられ好位の外を追走する。直線で追い出されると内にモタれ、鞍上が左ムチを入れて、矯正しながら追い出す始末。それでもラスト100mからはスムーズに走れていたし、3/4馬身という着差以上に強い勝ち内容だったと言える。勝ち時計1分36秒8はいささか平凡だが、今回は勝ったことに意義を見出したい。まだ気性もレース内容も荒削りだが、それでも勝つのだからたいしたもの。父ロードカナロア、母トゥザヴィクトリーと血統的には魅力十分。今後どう成長するか、楽しみな逸材だ。

▽【トゥザフロンティア】
父ロードカナロア
母トゥザヴィクトリー
母父サンデーサイレンス
※母はエリザベス女王杯など重賞4勝。半兄にトゥザグローリー(京都記念など重賞5勝)、トゥザワールド(弥生賞勝ち)、半姉にトーセンビクトリー(中山牝馬S勝ち)ら。

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