2017/06/19 吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の「注目2歳馬勝ち上がりチェック」」
[2歳新馬]勝ち時計は平凡もセンスよし! ムスコローソ
○6月18日(日) 東京6R 2歳新馬(芝1400m)
1着 ムスコローソ 戸崎騎手
牡2 美浦・手塚厩舎
先週の土日3場、7鞍あった2歳新馬戦で、一番インパクトの強い勝ち方をしたのは日曜東京6Rを制したムスコローソだった。492キロでの出走で、パドックでは若干腹回りに余裕がある馬体に映ったが、それでも動きに重苦しさは感じられなかった。これは本馬の体型的なものかもしれない。クビをしっかり伸ばし、リラックスして周回できており、精神面で大人びていたように思う。
スタートは平凡。そこからの二の脚が速く、スッと内の好位で脚を温存できていた。4コーナーも持ったまま回って、直線ではあいた内から差を詰め、坂を上がってから馬場のいい中央のコースに進路を変え、しっかり伸びて完勝。勝ち時計1分23秒7は平凡に見えるが、レースの上がり3F34秒6(自身は34秒1)を楽々差し切った内容は高く評価したい。また、馬込みでもひるまず、レースセンスに長けており、どんなレースもできるのがこの馬の強味で、上のクラスに行っても大崩れはしないはず。いわゆる「いつも自分のもてる能力はしっかり発揮する」タイプで、今後も安心して馬券を買えるだろう。
▽【ムスコローソ】
父ヘニーヒューズ
母ルナレガーロ
母父アドマイヤムーン
※伯父に2006年の高松宮記念を制したオレハマッテルゼ、重賞2勝のエガオヲミセテなど。
▽【UMAJIN POG】
地獄モード 指名者5名
指名コスト【100】
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