2017/05/01 吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の「注目2歳馬勝ち上がりチェック」」
[青葉賞]レースレコードで本番に弾み アドミラブル
○4月29日(土) 東京11R 青葉賞(芝2400m)
1着 アドミラブル M.デムーロ騎手
牡3 栗東・音無厩舎
単勝1.5倍と、圧倒的な1番人気に支持されたアドミラブルが青葉賞を制した。510キロで見栄えのする好馬体。二人引きで曳いていたパドックでも気配が抜群で、ハミを噛んで活気があった。
レースではスタートして二の脚がつかず序盤は殿からの追走になるも、3コーナーを過ぎたあたりから徐々に進出。4コーナーを回ってから満を持して追い出されると、それにしっかり反応し、残り400mで早めに先頭に立って危なげなく押し切る、余裕たっぷりの完勝だった。それでいて、勝ち時計2分23秒6は秀逸のレースレコードで、過去10年の日本ダービーとの比較でも、15年のドゥラメンテに次ぐ速さ。これまでの日本競馬の歴史の中では青葉賞経由のダービー馬は存在していないが、今年のメンバーなら十分チャンスはある。本番でも崩れることは想像しづらく、3連複の軸馬にはピッタリだ。
▽【アドミラブル】
父ディープインパクト
母スカーレット
母父シンボリクリスエス
※伯父に2007年の皐月賞馬ヴィクトリーや、リンカーン(阪神大賞典など重賞3勝)ら。
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