UMAJIN.net

スマートフォンアプリ

UMAJIN.netのスマートフォンアプリが登場!

バナーをクリックして、リンク先よりお持ちのスマートフォンにダウンロードしてください。
タブレット端末にも対応しております。

iOS端末の方はこちら

app store

Android端末の方はこちら

google play
馬市ドットコム
相川牧場採用情報

コラム

2017/02/13  吉岡 司「Mr.パドック吉岡司の「注目2歳馬勝ち上がりチェック」」

[共同通信杯]スワーヴリチャード 牡馬戦線に、ようやく真打ち登場

○2月11日(土・祝) 東京11R クイーンC(芝1600m)
1着 アドマイヤミヤビ C.ルメール騎手
牝3 栗東・友道厩舎

昨年は、後にNHKマイルCを制した2歳女王・メジャーエンブレム、一昨年はオークス&秋華賞を制したミッキークイーンと、2年連続で大物牝馬を輩出しているクイーンC。今年も世代トップクラスの評価に値する素質馬が揃い、今後の牝馬クラシックを占ううえで重要な一戦となった。これを制したのが、前走・百日草特別で後の重賞ウイナー・カデナを下したアドマイヤミヤビ。馬体重は前走比増減なしの478キロ。数字が示す通り体はきっちりと仕上がり、相変わらず柔軟性のある動きでパドックを周回していた。首を伸ばして落ち着いていたし、ジョッキーが跨っても適度な気合い乗り。状態面は文句なしに良かった。実戦では馬任せで中団を追走。4角外からジワッと差を詰め、直線の坂下から追い出されると、内で伸びるアエロリットをねじ伏せるように差し切った。勝ち時計1分33秒2は、昨年に次ぐレース史上2番目の速さ。回転のいいフットワークからマイル適性は高く、GIクラスのスピード決着も望むところだろう。ハイレベルの現3歳牝馬路線においても、桜花賞の有力候補と言える存在だ。

▽【アドマイヤミヤビ】
父ハーツクライ
母レディスキッパー
母父クロフネ
※近親(祖母の半弟)にディープインパクト(牡馬クラシック3冠などGI7勝)ら。

○2月12日(日) 東京11R 共同通信杯(芝1800m)
1着 スワーヴリチャード 四位騎手
牡3 栗東・庄野厩舎

クイーンC以上に、今や名馬の“登竜門”となっているのが共同通信杯。近年はここから皐月賞への直行組が本番を制するケースが続いており、もはや牡馬クラシックの前哨戦とも言える存在となっている。これを制したのが、前走東スポ杯で2着だったスワーヴリチャード。馬体重500キロ前後の大型馬だが、どこにも重苦しさがなく、じつにバランスの取れた好馬体だ。何より背筋が綺麗で筋肉に柔らかみがあり、これがキレ味の原動力となっている。関東への遠征競馬だったが前走同様イレ込むところはなく、精神面の強さも同馬の長所に挙げておきたい。スタートではワンテンポ遅れたたものの、ジワッと進出し中団の内から追走。直線はじっくりと追い出しを待ち、残り2Fから仕掛けると楽に突き抜け、2着エトルディーニュに2馬身半差を付ける完勝を見せた。勝ち時計1分47秒5はもとより、流しながらのフィニッシュでラスト2F11秒4-11秒7は優秀。道中の折り合いにも不安はなく、この勝利は皐月賞からダービーまでの青写真を描けるもの。混戦と言われている牡馬クラシック戦線に、ようやく真打ち登場か。

▽【スワーヴリチャード】
父ハーツクライ
母ピラミマ
母父Unbridled’s Song
※半兄にきさらぎ賞2着のバンドワゴンら。

■[お友だち3万人突破!]UMAJIN.net LINE@公式アカウント【限定無料配信】

■“旬”の競馬情報を配信中!メルマガ「週刊UMAJINゴールド」はコチラ!

■【あの大人気競馬マンガが電子版で登場!】やまさき拓味『優駿の門アラブレッド』はAmazonにて絶賛発売中!

PAGE TOP