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コラム

2017/09/16  月刊「UMAJIN」編集長・山田「月刊「UMAJIN」編集長・山田の重賞「穴ライズ」」

[ローズS(GII)] 夏経由組が春クラシックの実績馬をおびやかす

夏の上がり馬ディアドラが、秋華賞獲りへ名乗りを挙げた先週の紫苑S。終わってみれば、2着カリビアンゴールドと3着ポールヴァンドルも前走北海道組だった。一方で、ルヴォワールやホウオウパフュームといった、休み明け明けの人気馬は軒並み撃沈。クッキリと明暗が分かれた格好だ。今週のローズSには桜花賞馬レーヌミノルやファンディーナといった、春の牝馬クラシックを沸かせた強豪たちが揃って出走。発走前からすでにハイレベルな一戦になることは目に見えている。ただし、過去の結果を見ると、夏競馬組の上がり馬が健闘している事実にも注目したいところだ。

ここ10年の好走馬30頭のうち、前走7?8月組は計12頭。中には昨年6番人気3着のカイザーバルをはじめ、2015年7番人気1着のタッチングスピーチ、2014年9番人気3着のリラヴァティなど人気薄も多く、12頭中9頭が6番人気以下の伏兵だった。春クラシックの実績馬に注目が集まるぶん、上がり馬が人気の盲点になるのはいつものこと。ただ、夏競馬を経由することにより、場合によっては世代限定重賞以上に厳しいレースを経験する可能性を見逃してはいけない。例えば昨年3着だったカイザーバルの前走・道新スポーツ賞(3歳上1000万下)には、重賞やオープンで活躍した実績を持つペルフィカを筆頭に、後に準オープンまで出世したオートクレールやテラノヴァなど、相当な実力馬が出走していた。こういったハイレベルなメンバーと競馬をした経験が、後のローズS好走に繋がった可能性はある。

同様のことは前述のリラヴァティや、2013年9番人気2着のシャトーブランシュ、2009年10番人気3着のクーデグレイスなど多くの馬に該当。興味深い点は、前走の相手が強かった場合、たとえ1000万下や準オープンで負けていても、ローズS本番で巻き返しが利くところだ。秋華賞へ続く重要レースとはいうものの、古馬混合戦と比較してどちらがレベルが高いかは未知数。おまけに、休養明けで臨む馬は、夏を越えての成長度も走ってみなければ判断しづらい面がある。となるとぶっつけの実績馬より、夏競馬を経由した馬の方が、ある意味で信頼できるというもの。つまり今回は着順にこだわらず、前走で強い古馬としのぎを削った上がり馬に焦点を当てるべきだ。

【ローズSの“穴”ライズ特注馬】
注)サトノアリシア
前走のTVh賞は、後のオープン馬ジョルジュサンクを筆頭に強豪が集ったハイレベルな1戦。大逃げを打った2着馬に必死で食い下がり、馬券圏内を確保した点は賞賛に値する。スパッとキレる脚がないぶん、雨の影響でしぶった馬場も追い風だ。

注)メイショウオワラ
1000万下の上位常連アヴニールマルシェやショウナンアンセムなど、まずまずのメンツが揃った五頭連峰特別を完勝。プラス22キロと余裕残しの馬体にも関わらずキッチリ結果を出した。ひと夏越えての成長は明らかで、叩き2戦目で上積み十分の今回は要注意。

注)カワキタエンカ
準オープンでも上位のキレ味を誇ったレッドアヴァンセ相手に、しぶとく粘った前走の三面川特別が好内容。桜花賞でもケレン味のない逃げを打って見せ場を作ったが、休養を挟んで以前の緩さが解消した感がある。得意な道悪を味方に付けての残り目に期待。

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