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コラム

2017/08/05  月刊「UMAJIN」編集長・山田「月刊「UMAJIN」編集長・山田の重賞「穴ライズ」」

[小倉記念(GIII)]“新潟外回りに強い馬は小倉も走れる”の法則

今週は小倉記念とレパードSの重賞2鞍が組まれているが、波乱度の高さでは小倉記念が断然上をゆく。例年頭数が集まりづらいわりに、過去10年のうち3連単10万円オーバーを記録した年が5回。昨年は当コラムでピックアップしたブービー人気のクランモンタナが1着に激走し、3連単32万1730円の高配当を演出した。同馬の推奨理由は「下り坂を使ったロングスパート戦になりやすい小倉向きの持久力を持っている」ため。この考え方は引き続き有効で、今年はさらに一歩踏み込んで穴馬発掘のヒントを探りたい。

「下り坂を使ったロングスパート戦」というと、最初に思い浮かぶのは京都の外回りコースだが、どちらかといえば天皇賞・春のような長距離レースのイメージが強い。むしろ見逃されやすいのは、左回りで直線の長さもまったく違う新潟外回りコース。というのも、確かに相違点もあるのだが、序盤に坂を登り、終盤にかけて下ってゆくという起伏の形状が瓜二つなのだ。両コースの関連性を何より証明しているのは、小倉記念好走馬の過去の成績。2014年新潟記念2着の実績があった前述のクランモンタナを筆頭に、人気どころではサトノノブレス、マーティンボロ、マイネルラクリマ、人気薄でも2010年9番人気1着のニホンピロレガーロ、2009年16番人気1着のダンスアジョイ、2007年6番人気1着のサンレイジャスパーなど、新潟外回りコースに好走実績を持つ馬の台頭例は多い。

“新潟外回りに強い馬は小倉も走れる”の法則が正しいとすると、同様にその逆も成立するはず。分析したところ、新潟記念や新潟大賞典の好走馬の多くに小倉実績があったことは興味深い事実だ。例えば今年の新潟大賞典の勝ち馬サンデーウィザードは小倉の準オープンを勝っていたほか、昨年の新潟記念2着馬アルバートドッグも同年の小倉大賞典を優勝している。ほかにも、エクスペディション、ナリタクリスタル、ダコール、サンライズベガなど、両コースの重賞で馬券に絡んでいる馬は珍しくない。つまり、それだけ小倉と新潟外回りコースは共通の適性が求められるということ。とくに、小倉で好走歴がなくとも、新潟のロングスパート戦で好走しており、かつ右回り&小回りコースに実績のあるタイプは要注意。コース実績が人気に反映されやすいローカル開催だけに、穴馬発掘の観点から見てこれほどオイシイ存在はない。

【小倉記念の“穴”ライズ特注馬】
注)フェルメッツァ
エンジンの掛かりが遅い代わりに、どんな展開でもジワジワと脚を使う堅実派。新潟外回りでは2戦1勝。3着に敗れた一戦も出遅れと進路取りに苦労するロスが響いたもので、坂の下りでジックリと加速できるコース自体は合う。七夕賞でも1着とコンマ4秒差に健闘しており、持ち味を発揮できる舞台なら前進可能。

注)クランモンタナ
昨年は向こう正面からの超ロングスパートを決め、最後までしぶとく伸びて大穴V。新潟記念2着の実績も示すとおり、下り坂を使った持久力戦にはめっぽう強い。8歳ながら調教の動きから衰えた感はなく、早め早めの競馬に持ち込めばもう一発あっても。

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