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コラム

2011/12/01  UMAJIN.net編集部「誰かに話したくなる名馬の横顔」

【名馬の横顔】ステイゴールド

ステイゴールドは1994年3月24日、北海道白老町白老ファームで誕生する。父は大種牡馬サンデーサイレンス、母は全兄にサッカーボーイがいるゴールデンサッシュという血統。

1996年にデビュー。デビュー3戦目からは熊沢騎手が手綱をとりレースに挑むが、右回りのコースでコーナーを回り切れず、騎手を振り落として落馬してしまう。その後、6戦目にようやく初勝利をあげることができた。3歳時には菊花賞に出走するも8着に敗退。

その後、重賞ダイヤモンドSで2着に入りオープンに上がり、天皇賞(春)、宝塚記念でもそれぞれ2着に大健闘。その後も重賞戦線で掲示板には乗るものの2着までが精いっぱい、勝てないレースが続いた。

2000年5月の目黒記念では鞍上に武豊騎手を迎え、ここで重賞初勝利を達成する。多くのファンがステイゴールドの勝利を喜び、GIIレースにもかかわらず大歓声に迎えられる。その後も勝てないレースが続いたが、2001年に日経新春杯で重賞2勝目を挙げる。すると、初めての海外遠征でドバイシーマクラシック(当時はGII)に出走。それまでの勝ちきれないレースが嘘のように、叩き合いをハナ差を制して海外重賞初勝利を達成する。

その後も重賞戦線で活躍し通算では50戦ものレースに出走することになる。引退レースは香港ヴァーズ。ここではこれまでの戦績から1番人気に支持され、逃げ馬をゴール前でアタマ差かわして1着となる。これで念願のGI制覇を成し遂げ、有終の美を飾る。

現役時代はあと1歩というところで勝利に届かず、善戦ホースとしてファンの間では人気の馬となるが、競走生活を引退した後は、種牡馬としてグランプリ連覇を含むGIを3勝したドリームジャーニー、宝塚記念を制し、凱旋門賞でも2着となったナカヤマフェスタ、クラシック3冠を達成したオルフェーヴルなどの活躍馬を出し、サンデーサイレンスの後継種牡馬として、今後も期待される1頭である。
(2011/12月1日時点)


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