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コラム

2011/03/11  鈴木 正(スポーツニッポン)「No.1の言葉」

もっと名レースが見れる環境を!

過去の名レースが誰もが気軽に見れれば、競馬人気も復活!?(写真はオグリキャップ)

 先日、BSで「徳光和夫のトクセンお宝映像・武豊親子が語る昭和、平成名勝負」という番組が放送されていました。ハイセイコーが勝った皐月賞、テンポイントとトウショウボーイがマッチレースを繰り広げた1977年有馬記念などの名勝負が次々登場。思わず見入ってしまいました。

 とくにハイセイコーが中山で走ったレース(弥生賞か皐月賞)で、あまりに人が多すぎて、コース沿いにいた観客が柵の内側に移動する場面には目を見張りました。当時の熱気の凄さに驚きます。77年のグランプリも「思ったより(3着の)グリーングラスが迫っているな」と感じたりして、新しい発見もありました。

 そして何と言ってもオグリキャップの一連のレースには目を奪われました。1989年のマイルCSは、やはり凄い。バンブーメモリーも完璧な競馬から抜け出しているのに、オグリが1完歩ごとに猛追。最後に捕らえきります。結果を知っているのにドキドキしながらゴールシーンを見る、この新鮮さ。オグリは、やっぱり素晴らしいと再認識しました。

 今回たまたま、こういう番組に出会えて過去の名レースを振り返ることができましたが、こんな機会がもっと増えれば、ファンにとってもうれしいのではないでしょうか。パソコンで気軽に見ることができる人もいるでしょうが、競馬ファン全員がそういう環境が整備されているわけではありませんからね。

 競馬場やウインズで、あるモニターでは徹底的に過去の名レースを流すなんて、いいのではないでしょうか。もしかしたら、そのモニターに釘付けになって馬券検討が進まないファンが出てくるかな? でも、競馬の素晴らしさを再認識してもらうという意味では、それもいいかもしれません。長く歴史を重ねてきた日本の競馬。その財産を今こそ生かし切る時だと思うのですが。


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