2010/10/08 難波田 忠雄(大阪スポーツ)「No.1の言葉」
【大スポ・難波田】来週の秋華賞は関東馬!?
4カ月ぶりに栗東トレセンに顔を出した今週はいたるところで「チャンピオン、チャンピオン」と声をかけられグランプリ優勝の反響の大きさを痛感しました。懇意にさせてもらっている小島茂調教師からも「スポーツ新聞でナンバーワンの男だからな」と冷やかされて恥ずかしい限りの1週間でした。その名に恥じないように頑張りたいものですが…。
久しぶりに栗東へ戻ってきて感じたのは関東馬の滞在が春に比べてまた増えていた(10月8日現在で14頭)ことです。栗東滞在はお馴染みの2冠馬アパパネはもちろんのこと、クイーンSで古馬を一蹴したアプリコットフィズ、ローズSを快勝したアニメイトバイオ、札幌で2連勝して勢いのあるブルーミングアレーなど、有力馬が数多くいて来週の秋華賞が待ち遠しいです。春と違っているのはアプリコットフィズ、アニメイトバイオが滞在していることです。栗東の施設が美浦よりも優れているかどうかは別として3歳牝馬にとって輸送のリスクは相当大きいようです。
実際にアプリコットフィズ、アニメイトバイオの2頭は直前輸送で臨んだ桜花賞で馬体重を減らして満足のいく結果を得られませんでした。特にアニメイトバイオはローズSの前から栗東に入厩してこの中間はさらに調子を上げている印象です。春の教訓を生かしてラスト1冠に勝負を懸けてきたアプリコットフィズ、アニメイトバイオの2頭。アパパネの3冠達成なるのか、それとも他馬の逆転はあるのか…秋華賞は興味深い一戦となっています。
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