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コラム

2010/09/23  片山 真(日刊ゲンダイ)「No.1の言葉」

【日刊ゲンダイ・片山真】「西高東低」の勢力図を塗り替えろ!

 今年の北海道シリーズも残すところ2週。先週はGIII・エルムSを美浦・相沢廐舎のクリールパッションが快勝するなど、6特別のうち5つを関東馬が勝ちました。「この夏は美浦組も頑張ったな?」というイメージで記録を調べたら、やっぱり、でした。

 先週は土、月曜で、美浦=東15勝、栗東=西9勝。関東馬が6勝詰めたことで、函館?札幌の通算勝ち数が、東=166勝、西=169勝と、わずか3勝差になったのです。

 さかのぼっていくと、夏の北海道シリーズで関東馬が勝ち越した年は、1988年(昭和63年)が最後、平成になってからはただの一度もありません。平成4年には東=129勝、西=228勝と、99勝の大差がついたことも。極端な「西高東低」は、美浦トレセンで取材する者にとっても寂しいもの。予想をしていても面白くないですよね。ただ、今年は上半期の平地GIを関東馬が6勝5敗でリードしたように、だんだんとですが、東に風が吹いてきた実感があります。

 もし、北海道シリーズを逆転で関東馬が勝ち越せば、平成初の“快挙”。ここにきて「西高東低」の勢力図が塗り替わってきた、確かな裏付けになるでしょう。平成22年が関東馬躍進のターニングポイントになるかも。札幌、残り2週間の東西対決に注目しています。

 さて、今週の中山メーンはGIIオールカマー。10頭立ての少頭数ですが、関西から2年連続でドリームジャーニーが参戦してきます。昨年はマツリダゴッホから2馬身差の2着。420キロ台の小兵には、正直、斤量59キロは厳しいですよね。中山で行われた芝2200メートルの古馬GII、つまりオールカマーとAJCCで10頭以下の少頭数になった時は、関東馬の16勝4敗というデータがあります(過去25年)。となれば、ここは関東馬から入る手。3連勝中のミステリアスライトに頑張ってもらいましょう。先週のアロマカフェは3着どまりでしたが、小島太廐舎の“秋祭り”はこれからです。

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