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コラム

2010/08/19  片山 真(日刊ゲンダイ)「No.1の言葉」

夏新潟3戦目の人気馬は?

 記録的な猛暑が続いてます。木曜朝の美浦トレセンはいくらか楽だったけど、新潟は週末まで30度超えの晴れマーク。例年ならお盆を過ぎればグンとしのぎやすくなるところなのに、今年はそんな気配すらありませんね。

「今年のような暑さは記憶にないべ」。ベテランの廐務員さんでも馬のケアには苦労しています。今週の特別戦に登録のある馬の廐舎を訪ねたところ、「夏負けになっちゃった。追い切りもかけられないし、使えないよ」との返事が。体温が一気に上がっているわけではないのですが、「平熱37・5度の馬が、ずっと38・3?38・5度から下がらない」。夏負けの典型的なパターンですね。毎日、診療所通いで点滴をしているとのこと。本来、涼しい場所の動物である馬にとって、厳しい夏になりました。

 先のベテラン廐務員さんから、パドックを見る時のアドバイスがひとつ。「今の時季、びっしょり汗をかいてて当たり前。逆に全然かかないようなのは、疑ってかかる手だぞ」と。馬の汗腺は動物の中でも非常に発達しています。発汗作用が体のラジエーターの役目を果たしているわけで、汗をかかなければ熱が体にこもってしまう。筋肉がオーバーヒートしてしまえば、持久力がガクンと落ちます。

 先週の新潟2日間の成績を「前走からのレース間隔」で分けると、連闘馬の連対はゼロ。中1週は49頭いて、2勝2着2回の連対率8・2%。これが中2週になれば、62頭の出走で7勝2着5回、連対率19・4%とダブルアップしました。つまり、この時季の“無理は禁物"ということ。新潟も後半戦に入れば、夏3戦目となる馬が増えてきます。ただし、今週が3戦目なら、必ずどこかで中1週以内の詰まったローテーションが入ることになる。さすがに上がり目はないでしょう。人気馬が崩れるパターンとみました。

 狙いはまだまだフレッシュな新潟初参戦馬。土曜は柏崎特別のジーガートップ、日曜は8Rのダークシャナオー、新発田城特別のマシラをマークしています。

「ゲンダイネット」

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