2010/04/22 山本 武志(スポーツ報知)「No.1の言葉」
今日は極寒の千歳から注目馬を!
寒いです。現在、千歳から原稿を書いています。実は今週初めから産地馬体検査などの取材で、北海道へ来ています。北海道へよく行っている調教師の方々にアドバイスをもらい、自分なりに厚めに服を着込んだつもりだったのですが甘かった…。外は4度、しかも雨。寒さで体が震えるなんて体験、久しぶりでした。
その中で行った2歳馬取材。浦河、静内と巡り、本日から早来地方に入りました。正直、社台系の良血馬には目移りするばかり。注目のディープインパクト産駒ですが、そりゃ悪いわけがない。というか、普通にいいです。3日間でよく聞いたのが「バネがある」「柔らかい」「素軽い」という言葉。現役時代のいい特徴を受け継いでいるんでしょうね。個人的にはスケールを感じたオイスターチケットの08、アルゼンチンスターの08あたりが印象に残りましたねぇ。あと個人的にはネオユニヴァースの仔でよく見えたのが多かったなぁ。
ということで北海道旅行記はこれぐらいにして、先週の皐月賞。ヴィクトワールピサは強かった。結果的に「1強」でしたね。今週は栗東不在でこのレースについての話は聞いていないのですが、少し古い話で桜花賞の話を少々。結果的にアパパネがG?2勝目を挙げたのですが、どうも混戦ムードは変わらないようです。ある関係者は「今年はレベルがそんなに高くない。桜花賞組以外でもチャンスがあるのでは」と話していました。そういえばオウケンサクラに騎乗し、絶妙なペースを作った安藤勝Jが「距離が延びてもいいよ」と愛馬のことを話した後、「けど、それ以上に距離が延びた方がいいタイプもいるかも。4着の馬とかね」とやけにショウリュウムーンを気にしていたのも印象に残っています。
ということで生情報はないのか、と怒られそうなので、少しだけ。ともに電話なのですが、「以前に芝を使った時とは違う。馬券なら狙い時」と橋口調教師が話していた日曜阪神6Rのナイスミーチュー、「新馬の時より随分と馬がしっかりしてきた」と友道調教師が話す日曜福島2Rのクリスティロマンスを推奨しておきます。来週は再び栗東からです。
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