2010/06/17 山本 武志(スポーツ報知)「No.1の言葉」
早くから稼げそうな【速攻系】2歳馬を紹介!
さて、今週からいよいよ2歳戦が始まります。報知新聞HP上でブログもやっているので、2歳馬取材は例年以上にこなしているつもりです。ウマジンGPで浮上の兆しがなく、いつまで続くか分からぬコラムとなってきましたが、今日は早くから稼げそうな速攻系を紹介したいと思います。
感触の良さなら来週の芝1400mでデビューするホーマンフリップ。アニメイトバイオの半妹になるんですが、先週の坂路に加え、今週のDPコースと軽快な動きを連発。「本当にすごくいい動きでした。楽しみです」と今週の追い切りで手綱を執った安田調教師もかなりの感触でした。ここはかなりの激戦区になりそうなのですが、1番人気は必至でしょう。個人的には友道厩舎の杉村助手が「この時期の2歳にしてはかなり」と意気込むクローバーリーフが気になっていますが…。
あとは最終週の芝1800mも気になる馬が多いですね。その筆頭は西園調教師が「すごい!」を連発するエイシンモンジューでしょうか。先週、今週と坂路で好時計を連発。「速いところをやって、体つきが変わってきた。これは走るよ」と意気込みは相当なものです。
ただ、ここは人気がエイシンなら買いたいのが音無厩舎のトツゼンノハピネス。入厩直後から音無調教師、東田助手の評価が高かったのです。「追い切りには川田Jが乗ってくれているけど、いい感じらしい。追ってからの反応も良さそうだし、走ってきそうな雰囲気がある」と口にします。今後の調整次第でしょうが、妙味ある1頭、さらには自分のPOGでも指名したいとも思っているのです。
今週の馬券で狙いたいのは浜中Jがイチ押しと真っ先に答えた日曜2Rのデュランダルガイ。「初戦向きじゃないですよ」と笑顔で前置きしつつも、「うちの厩舎で1番買ってるんです。センスを感じるし、放牧に出して、以前よりもしっかりしてきました」と声を弾ませていました。朝早いですが、ちょっと乗ってみてはどうでしょう。