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コラム

2011/07/05  高井 大輔「世界の競馬はでっかいぞ!」

【世界の競馬】ソーユーシンクが勝ちました、そーゆーことで!

スノーフェアリーは今秋の路線も昨年と同様「アジアサーキット」となる予定だ(写真は昨秋のエリザベス女王杯を制したスノーフェアリー)

 今日は、ちょっとしたギャグでタイトルをつけてしまったけど、先週の土曜日にイギリスのサンダウン競馬場で行われ、ソーユーシンク(So You Think)が勝ったエクリプスSの話をしたいと思う。

 今年のエクリプスSは5頭立ての少頭数ながら、昨年のイギリスダービー、凱旋門賞を制したワークフォース(Workforce)、そしてこのコラムでもよく話に出すスノーフェアリー(Snow Fairy)も出走していたように、下半期のヨーロッパ競馬を占う上で重要なレースになった。

 5頭立てということで、展開も何もないんだけど、残り4Fぐらいで先頭に抜け出した凱旋門賞馬・ワークフォースに残り1Fでソーユーシンクが並びかけ、最後は半馬身競り落とした。

 凱旋門賞連覇を目指すワークフォースにとってみれば、今回は思わぬ敗戦だったかもしれないけど、昨年の凱旋門賞を制してから休養に入り、今回は復帰2戦目。ヨーロッパには馬体重を計る習慣がないだけに、数字的なものはわからないけど、まだまだ余裕残しの馬体だったように感じる。対して勝ったソーユーシンクは、順調にローテーションを組んでレースをこなしてきていただけに、今回の結果は、順調度の差とも言える。他にも強い馬はいるけど、この2頭が2011年後半戦のヨーロッパ競馬の話題の中心となっていくことになるだろう。

 そして、2頭からさらに5馬身+3馬身3/4離されての4着に敗れたのがスノーフェアリー。こちらは、昨年末にエリザベス女王杯と香港Cを連勝して以来の実戦復帰だった。今春にはドバイまで遠征しながら、調教中のアクシデントで回避していたこともあって、今回はまだまだ本調子にはなかっただけに仕方ないところ。

 スノーフェアリーのダンロップ調教師は、キングジョージへの出走は明言しなかったものの、今秋の路線も昨秋と同様に「アジアサーキット」となることは明言している。その前にヨーロッパで何戦かすることになるのかもしれないけど、徐々に調子を取り戻してもらって、この秋は再び日本で力強い走りを見せてもらいたいものだね!!

※現地の関係者様より事実と異なる内容・表現へのご指摘をいただきましたので、一部内容の修正を行いました。ファンの皆様、関係者の方々へお詫び申し上げます。


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