2012/02/18　 渡辺 壮「砂に埋もれた金脈を掴み取れ！」

【フェブラリーS】決断?渡辺壮のフェブラリーS最終結論

さて、今回のコラムでは本日の東京ダートの馬場状態や傾向をおさらいしたい。

今日の東京ダートは終日良馬場で行われた。VTRで見る限り乾いているようで、全体的に力の要る馬場。1レースから入念にチェックしていたが、基本的にはやはり前に行った馬が有利だという印象。ただ、第3レースは追い込み馬(フジキラメキ)が勝利。極端な脚質の有利不利はないと見ていいだろう。

フェブラリーSと同じダート1600m戦は3鞍行われたが、一番参考になるのは3歳オープンのヒヤシンスSだろう。このレースをまずは振り返りたい。

勝ったフリートストリートが好位から抜け出す競馬。この馬は小倉で500万を勝った時の勝ちっぷりが強かったので「オープンに上がっても大丈夫」と注目していた（当時の記事はコチラ）が、それに違わない強い競馬だった。1分38秒7という勝ち時計は速くもなく遅くもなくといった感じで、まさに標準。先行したキズマやメジャーアスリートが止まって、最後方に近い位置にいたゲンテンが2着に追い込んできたあたり、やはりスピードだけで押し切るのは難しく、スピードとパワーが要求されるごまかしの利かない馬場状態。最後にもうひと踏ん張りできるスタミナが必要と感じた。

それでは早速結論を……といきたいところだが、読者の皆様には念には念を入れて、より完璧な形で大本線的中をキッチリお届けしたいと思っているので、自分の中でもう一晩、レースをジックリとシミュレートして、レース当日の馬場状態も加味した上で買い目を出したいと思う。

ただし、現段階でひとつだけハッキリしているのは、前日最終オッズの時点で3番人気に支持されているエスポワールシチーが、残念ながら買い目には入らないという事。明日のメール配信を楽しみにしていて欲しい。

＜編集部より＞
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