2012/05/03　 竹中昇(研究ニュース)「栗東TM・時計班の調教診断」

【栗東・調教注目馬】トーセンラーは馬体回復　など厳選6頭！

■ハッピーアビラ（土曜京都4R・3歳未勝利）
栗東　坂路　稍重　馬なり
55.7-39.7-26.5-13.4
2日、バネの効いたフットワークで坂路を駆け上がり直線半ばで軽く気合をつけられると鋭い脚勢を見せフィニッシュ。中2週、中1週とタイトなローテで来ているが心配された馬体の細化もない。

■シェルビー（土曜京都7R・3歳500万下）
栗東　坂路　稍重　一杯
52.4-38.4-25.3-12.4
2日、坂路コースを勢い良く駆け上がり、直線半ばで先行馬に並びかけるとゴール前では二枚腰を駆使し堂々の先着を果たした。ひと頃に比べると馬体に実が入り、坂路時計も自己ベストを更新するなど本格化の兆しあり。

■アイファーマーチス（土曜京都8R・4歳上500万下）
栗東　DP　良　一杯
80.9-63.9-49.9-36.9-11.5
2日、Pコースで序盤からハイラップを刻みながら進み、ラスト1ハロン手前から気合をつけられると重心を低くしたフォームで一糸乱れぬ動きから鋭く伸びた。タイムも別掲のように上々のもの。ようやく無駄肉が取れてきて、調教の良さがレースに結びつけば大駆けの期待十分。

■ホクセツダンス（土曜京都12R・4歳上1000万下）
栗東　坂路　稍重　一杯
55.8-39.9-25.6-12.6
2日、荒れた馬場を苦にすることなく坂を駆け上がり、スピード感溢れるフットワークから別掲のタイムをマーク。最近では一番の動きを見せており、休み明け3走目で本領発揮の構えか。

■マルケサス（日曜京都5R・3歳未勝利）
栗東　CW　稍重　一杯
84.2-69.0-54.4-40.3-13.3
2日、CWコースでパートナーに歩調をあわせ、直線半ばから気合をつけられると一気に突き抜けた動きが圧巻だった。タイムはいささか平凡だがメリハリの効いたひと工夫された調教効果でVの感触十分。

■トーセンラー（日曜新潟11R・新潟大賞典）
栗東　芝　稍重　馬なり
69.3-53.9-38.6-12.8
2日、芝コースで鞍上の意のまま軽快なフットワークを見せ駆け抜けた。細化気味だった馬体は回復しており、初コースでも良馬場なら好素質馬の巻き返し必至。


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