2012/04/19　 竹中昇(研究ニュース)「栗東TM・時計班の調教診断」

【栗東・調教注目馬】変わり身に期待できるあのディープ産駒　など厳選6頭！

■キネオピューマ（土曜京都6R・3歳500万下)
栗東　CW　良　一杯
82.6-67.3-52.6-38.7-13.6
18日、ウッドコースで1回目のハロー明けとはいえ、小気味いいフットワークでチップを蹴散らし最後まで脚力は衰えずに好時計をマーク。遠征で心配された馬体の細化はなく、良くなる一方だ。

■テンペル（土曜東京7R・4歳上500万下)
栗東　CW　良　一杯
87.6-71.5-56.1-40.6-13.0
18日、上がり重点の追い切り。ひと叩きの効果で馬体の張りが良くなって、前走時の重苦しい動きから一変していた。ゲートに課題はあっても、コース替わりはプラスで変わり身の可能性大。

■ニューダイナスティ（土曜京都9R・ムーニーバレーRC賞）
栗東　坂路　良　強め
53.9-39.1-25.7-12.9
18日、坂路で追い切り。一完歩、一完歩力強いキックで坂を駆け上がり、直線半ばで気合をつけられると即座に反応し、前走時から一気に時計を詰めてきた。調教の良さが実戦に結びつけば変わり身は十分。

■エアラギオール（土曜京都12R・メルボルンT)
栗東　B　良　強め
84.8-67.8-53.7-39.9-11.5
18日Bコースでの追い切りでは前半鞍上岩田騎手にうまく宥められ、ラスト1ハロンで気合いをつけられると鋭い脚勢から伸び好タイムをマークした。ひと叩きの効果で無駄肉が取れたのか、体全体を巧みに使い本来の切れを取り戻してきた印象。立ち直りの気配が窺える。

■シニスタークイーン（日曜京都1R・3歳未勝利）
栗東　B　良　馬なり
77.1-63.1-50.2-37.4-11.6
18日Bコースでテンからハイラップを刻んで進んだが、スピードはラストまで一向に衰えず上記の好時計をマーク。ひと息入れた効果でガレ気味の馬体が回復している。課題のゲートがクリアできれば、大駆けの魅力たっぷり。

■マーベラスカイザー（日曜京都4R・障害オープン)
栗東　障害　良　馬なり
54.2-38.6-12.1
18日、障害コースで鞍上小坂騎手の意のまま巧みな飛越を繰り出した。時計は平凡だが2走目のポカがないよう考慮されたもの。何ら不安材料は見当たらず、センスの良さは際立っており先々楽しみな逸材。


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