2012/04/05 竹中昇(研究ニュース)「栗東TM・時計班の調教診断」
【栗東・調教注目馬】再起への手応えは十分 など厳選6頭!
■エーシンルミナス(土曜阪神1R・3歳未勝利)
栗東 E 重 強め
77.4-62.5-48.1-35.3-11.8
Eコースで併せ馬。テンからハイペースを刻んでもスピードは衰えず、ラスト1F手前から必死に食い下がるパートナーを尻目に堂々の先着を果たした。時計の出やすい馬場状態であったとは言え、別掲の好タイムをマーク。心配された馬体の細化もなく、出色の動きに惚れ惚れだ。
■レッドグラサージュ(土曜福島4R・3歳未勝利)
栗東 DP 良 一杯
63.7-48.8-35.7-11.2
5Fからバネの利いたフットワークを披露。鞍上の意のままスピード感溢れる動きで好時計をマークしている。均整の取れた好馬体で潜在能力の高さを秘め、既走馬相手でも先物買い。
■アドマイヤレイ(土曜阪神7R・3歳500万下)
栗東 坂路 重 一杯
54.7-40.6-27.1-13.8
かき込みの鋭いフットワークで坂を駆け上がり、力の要る馬場を苦にせずフィニッシュ。別掲のタイムが示すように、前走時をはるかに上回る動きを見せている。距離短縮で変わり身ありそう。
■エーシンリボルバー(土曜阪神12R・4歳上1000万下)
栗東 坂路 重 一杯
56.6-42.1-28.7-15.2
併せ馬で勢い良く坂路を登坂。直線半ばから激しい追い比べの末、わずかに遅れはしたが、時計のかかる馬場でこのタイムなら上々だろう。これだけハードに追えたのは地力強化の証だ。
■クレスコグランド(日曜阪神10R・大阪?ハンブルクC)
栗東 坂路 重 一杯
55.2-40.7-27.2-13.6
神戸新聞杯予定の追い切り後、両前肢挫創のため出走取り消し。今回はそれ以来の久々となるが、この中間、坂路コースでたっぷり乗り込まれた効果で納得の動きを見せている。元々、調教では目立つタイプではないし、今朝の馬場状態なら再起への手応えは十分だ。
■マストハブ(日曜阪神12R・梅田S)
栗東 DP 良 一杯
77.7-62.5-49.3-36.5-11.5
時計の出やすいポリだったとは言え、巨体を揺すって3Fで先行馬の内に潜り込み、そのまま力強い動きを披露。脚勢では見劣っても、最後まで緩めずにびっしりと追われ、0秒3の先着を果たしている。立て直した効果に期待膨らむ。
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