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コラム

2012/03/14  山下 貴志(編集部)「POG負け組からの脱出」

【POG】ダイワメジャーも母父で狙う?

先週のフィリーズレビューでもダイワメジャー産駒のビウイッチアスが2着。

今週の当欄で採り上げる種牡馬はダイワメジャー。すでに重賞活躍馬を何頭も輩出している新種牡馬で、POGファンも馬券ファンもどういう特徴があるのか気になっているところだろう。それではまず厩舎別の上位成績を見てみよう。データ対象としたのは産駒の全成績。数字は着度数、勝率、複勝率、1走あたりの獲得賞金(万円)となっている。

藤岡健 【3.2.1.7】 23.1% 46.2% 244 メイショウカドマツなど2頭
柴崎  【3.2.0.4】 33.3% 55.6% 610 トーセンベニザクラ
平田  【3.1.0.7】 27.3% 36.4% 204 カレンブラックヒルなど3頭
石坂  【2.4.0.2】 25.0% 75.0% 732 エピセアロームなど2頭
武藤  【2.3.1.8】 14.3% 42.9% 400 ビウイッチアスなど2頭

新種牡馬のため、サンプル数が少ないので、代表馬と管理頭数をつけ加えておいたが、柴崎厩舎などはトーセンベニザクラのみでの成績で、特定馬の成績による影響が大きい。数字は参考程度にしておいたほうがいいかもしれない。ちなみにダイワメジャーを管理していた上原厩舎は同産駒で【1.1.1.17】。新種牡馬産駒は父を管理していた厩舎を狙え、というセオリーもよく聞かれるが、ダイワメジャーに関してはそうでもないようだ。続いてオーナー別上位成績。

キャロット 【4.3.1.1】 21.1% 42. 1% 369
吉田照哉  【3.3.2.2】 30.0% 80.0% 588
大城敬三  【3.2.4.28】 8.1% 24.3% 114
島川隆哉  【3.2.0.4】 33.3% 55.6% 610
社台RH  【3.0.1.16】 15.0% 20.0% 96

島川隆哉氏の成績は柴崎厩舎と同じものになっているように、これはトーセンベニザクラ1頭での成績。こちらもサンプル数の少なさから、これといった特徴は見出しにくい。ちなみにオーナー別上位成績での常連サンデーレーシングは【2.2.3.14】、勝率9.5%と振るわなかったので、ご参考まで。

では、これら以外に産駒選びのポイントとなるようなデータはないものかと調べてみたが、セレクトセール出身馬が比較的好成績で【12.9.5.44】、勝率17.1%、複勝率37.1%。なかでもセレクト出身の2月生まれの馬だと、【6.3.3.14】となっていて、全体の半数の勝ち星を挙げている。なお、同セール出身馬からは重賞連対馬は出ていないので、大物狙いには推奨しにくいだろうか。ちなみに平田厩舎の管理馬はすべてセレクトセール出身馬で、その勝利はすべて秋山騎手で挙げている。

狙いをつけられそうなのは母父だろうか。母父別トップの成績はホワイトマズルで【6.4.1.8】、勝率31.6%、複勝率57.9%、獲得賞金653万円となっていて、厩舎などで狙うよりもずっと確率は高そうだ。該当馬はフェアリーS勝ちのトーセンベニザクラ、デイリー杯2歳S2着のダローネガ、新馬勝ちで500万クラスでも2着があるダイワミストレスと丸ハズレはない。これは注目だろう。ちなみに現2歳産駒での該当馬はラドランファーマの10とサウンドバイトの10の2頭がいる。前者は母がクイーンC3着という活躍馬だし、後者は社台ファーム生産でダイワミストレスの全妹といずれも良血。それぞれダイワフレーム、ダイワモンドの馬名を予定しており、大城敬三氏の所有と思われる。

なお、馬券的な狙い目を参考までに挙げておくと、枠順別勝率上位3位までが7枠19.7%、8枠17.7%、6枠11.9%と、いずれも外枠だった。また、芝・ダートの成績差はあまりなく、距離は1400mが好成績。坂のある中山、阪神が好相性で、阪神ダート1400mコースに限れば、【4.0.0.9】で勝率30.8%。このコースで外枠に入れば、単勝を買ってみたい。


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