UMAJIN.net

スマートフォンアプリ

UMAJIN.netのスマートフォンアプリが登場!

バナーをクリックして、リンク先よりお持ちのスマートフォンにダウンロードしてください。
タブレット端末にも対応しております。

iOS端末の方はこちら

app store

Android端末の方はこちら

google play
馬市ドットコム
相川牧場採用情報

コラム

2012/01/31  ハイランド真理子「世界オモロイ競馬ニュース」

【世界オモロイ競馬】ゼニヤッタの19戦19勝に迫るブラックキャビア

これで17戦17勝。ゼニヤッタの記録にあと2勝と迫ったブラックキャビア。

オーストラリアのブラックキャビア。1月27日金曜日、オーストラリア、メルボルンのムーニーバレー競馬場で、GII・オーストラリアステイクスに出走、17戦17勝目を達成した。

オッズは当然ながら、1.05倍。競馬場に集まったファンのほとんどが、馬券を換えずに、記念に持ち帰ったと伝えられた。

さて、そのレース展開。ブラックキャビアの騎手、ルーク・ノーランは1枠から飛び出し、まずは3番手につける。

英語だと「armchair ride」、つまり、肘掛け椅子にゆっくり腰掛けているような、リラックスした騎乗。そして、ゴール前500mでグングン速度を増し、最終的にはおよそ4馬身半も離してらくらくと優勝した。

出したタイムも、やはりすごい。1:09.44 。これは2006年のGI・マニカトステイクスで、ミスアンドレッティが出したコースレコードを、わずか0.15秒だけ下回っている。

この17戦17勝というのは、これまでに香港のサイレントウイットネス、また1950年代に、NZのステイヤーで、メインブレースが出した記録のタイ。当然ながら、上にはまだ上があって、アメリカの牝馬、あのゼニヤッタは19戦19勝。さあ、あと、2勝! ブラックキャビアはゼニヤッタの記録を抜くことができるのだろうか。

この日はナイトレース。メルボルンでは全豪オープンも開催されていたが、多くのブラックキャビアファンが、競馬場に押しかけた。開門前から人が並び、開場時間を繰り上げたと、ターフクラブは嬉しい悲鳴をあげた。レース後のある新聞で、こんな言葉で紙面が飾られた。

「For Black Caviar, the world is her oyster」

これは「ブラックキャビアは(オイスターのように)難なく、世界制覇を達成できるだろう」という意味。この言葉は、かのシェークスピアの言葉から来ている。キャビアとオイスター(牡蠣)をダブらせて。彼女のお陰で、競馬がますます美味しくなる。


★前回のブラックキャビアコラムも必見
【世界オモロイ競馬】第1回目はブラックキャビアのお話…
★海外の競馬や犬事情も含んだ日記
ようこそ!ハイランド真理子のブログです。(外部サイト)
★Never Give Up!!
ハイランド真理子のNever Give Upウエブ(外部サイト)
★オーストラリアの動物のことならお任せください!
ワールドアニマルネットワーク(外部サイト)

シェア

PAGE TOP