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コラム

2012/01/10  ハイランド真理子「世界オモロイ競馬ニュース」

【世界オモロイ競馬】アメリカ競馬で起こった珍名馬同士のデットヒート

日本では小田切氏が珍名馬主として有名だが、海外競馬の馬名もなかなかオモロイのだ。

英語圏で馬の名前は、スペースやハイフンを含めてアルファベットの18文字以内でつけなければならない。アルファベットの18文字以内でというと、なかなか好きな名前が付けられない場合もある。

競馬とは関係ないが、日本語の140文字は結構言いたいことが言えるからツイッターの人気が出て、英語ではたいしたことが言えないので、英語圏でのツイッターは廃れてしまった。したがって、英語圏ではツイッターの代わりに文字数には関係なく表現ができるフェースブックの方が人気が出たのだと言われている。

とはいっても、英語の馬名にはホントにオモロイ名前がある。集めると、一冊本が書けるほどある。オーストラリアのチャンピオン馬でアイルランドに転厩した「So you think」も「そうか、君はそう思うのか」という意味。なかなか機知に富んでオモロイ名前だと思ったが、そういえばその昔「Thong and Pushbike」(サンダルと自転車という意)などという、本当にヘンテコリンな馬名の馬もいた。

オーストラリアの馬で、何年か前に「Why kick a moocow」(ホワイキックアムーカウ)という馬が大活躍したことがある。「どうして、牛ちゃんを、蹴っ飛ばすの」という意味。ヘンテコリンにも程がある。

もっとも、この言葉はニュージーランドに行くと「どこだか分からない辺鄙な田舎の町」という意味になるから、英語はなかなか難しい。この「ホワイキックアムーカウ」は、ビクトリアダービーに出走し、3着になっている。「どうして牛ちゃんを蹴っ飛ばすの」がダービー馬になっていたら、結構オモロかったかもしれない。

さて、上には上がある。アメリカ、ニュージャージー州のこと。同州のモンムスパーク競馬場で開催されたレースに「My wife knows everything」「The wife does not know…」という馬が出走したことがある。しかも、この2頭で1着2着を競い、アメリカでは大変な話題になった。

最初の馬は発音すると「マイワイフ ノウズ エブリシング」(うちの女房は何でも知っている)、そしてもう1頭は「ザワイフ ダズノットノウ」 (女房は何も分かっていない)。レースでは、「マイワイフ ノウズ エブリシング」が先頭を切って走り「ザワイフ ダズノットノウ」が追い掛けた。実況アナウンサーは叫ぶ。

「『うちの女房は何でも知っている』が、抜けました。先頭を行っています。後ろから『女房は何も分かっていない』が、追い掛けてきました。『うちの女房は何でも知っている』が逃げています。『女房は何も分かっていない』が、その差を縮めています……」

さて、結果は当然……。

「『うちの女房は何でも知っている』が勝ちました……」となる。それは正しい! この放送は全米のニュースで流れ、皆、大笑い。それにしても、こういうオモロイ名前の競走馬が出てくると競馬の人気が出るような気がするよね。


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