情報提供者／3歳戦専門班
対象レース／京都4R　3歳未勝利
5枠10番　ホープバイオ（国分恭騎手・斉藤崇厩舎）

調教で目立つ動きはなかったものの、芝の実戦で良さが出たデビュー戦。なかなかのレースセンスで3着に激走しましたね。2戦目以降はフタ桁着順が続きましたが、ひと息入れた前走では6着に奮闘。減っていた馬体も回復していい状態で臨めたようでした。

この馬に近い関係者も「五分のスタートからうまく内に潜り込み、道中から4コーナー、そして直線とロスのない競馬。仕掛けどころで前と外が壁になったので、内ラチ沿いに進路を取るも、抜け出したところでもう1頭が前で壁になってしまいました。ようやく抜け出すと今度は外にヨレて鞍上も矯正にかなり苦労していたようです。直線、スムーズに馬場の真ん中あたりに出せていたら伸び脚も違っていたでしょう」と、進路さえしっかりしていたなら上位入線もあったはず、と前走を振り返っていました。距離こそ違いますが、京都は初戦で好走した舞台。二度目の激走があって驚けないと思います。