(「馬キュン!」本編でイエローカードとして取り上げられたものと同じ内容です)
一瞬の切れ味を武器にマイルGIで再三の好走を果たしてきた馬ですが、今回は初のスプリント挑戦。8歳という年齢のこともあり、一介の伏兵馬という評価に留まりそうな雰囲気です。しかし、この馬に近い関係者は「スワンSなど千四のレースでも勝ち負けした馬。確かに初距離だけど、ガンガン引っ張る馬はおらず、極端な時計勝負にならなさそう。それならこの馬にも出番があっていい。それに状態は正直、絶好調。先週の稽古ではとんでもない時計が出たし、体の張りなんかはとても8歳馬とは思えないよ。調教で跨ってくれたウチパクさん(内田騎手)も、かなりの手応えを掴んでくれたみたいだしね」と、強く意気込んでいます。
昨年の安田記念は前半5Fが59秒1、一昨年同レースは5F57秒3と、まったく違うレース展開となりましたが、それぞれで3着、4着と好走できているように、流れ不問の対応力は大きな武器。条件戦時代ではありますが、中京で過去3勝しているという、高いコース適性も見逃せません。抜群の地力、底力を誇るこの馬が、混戦のなか浮上してくる可能性は十分に考えて欲しいですね。
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