情報提供者／栗東某トラックマン
対象レース／阪神10R　伊丹S
8枠14番　タガノゴールド（武幸騎手・川村厩舎）

現級勝ちがあり、一時期は重賞戦線で走っていた実力馬。その後、目の外傷やノドの手術などがあり順調さを欠いていましたが、昨年暮れの復帰後はコンスタントに使われていますね。前走の北山Sでは久々に掲示板確保となる4着に入り体調安定、気配上昇を感じさせてくれました。この馬に近い関係者は「前走は脚抜きのいい馬場で、前が止まらない流れでしたが後方からよく伸びてきたよな。9着だった2走前にしても、この馬なりに脚は使っている。10カ月の休み明けを使い続け、体に張りは出てきているし阪神のほうが相性はいい。前走以上の結果があっていいよ」と、前進可能だと意気込んでいました。

軽めに流し、好調をずっと持続させるのがこの厩舎の調整法ですが、この中間は併せ馬を2本消化。先週など坂路自己ベストを1秒1も縮めるハードトレをこなしており、条件ベスト、そして引退する騎手が鞍上ということでここがメイチ、という雰囲気を感じますね。流れひとつで突き抜けるシーンがあるかもしれません。