(「馬キュン!」本編でイエローカードとして取り上げられたものと同じ内容です)
芝、ダート問わず短距離中心で力を発揮していた馬ですね。前走のCBC賞は自身初となる芝重賞挑戦でしたが、鋭い末脚を繰り出し快勝。これで芝1200mは2戦2勝となりました。この馬に近い関係者に話を聞くと「芝での高速決着に対応できるか半信半疑だったレースでしたが、勝ちタイムは高松宮記念にコンマ5秒差の1分7秒2で、見事にこなしてくれましたね。ベルカントやエイシンブルズアイら骨っぽいメンバー相手に勝ってくれことはもちろん嬉しいのですが、速い時計に対応してくれたことはもっと嬉しかった。今後の見通しが開けましたからね」と、前走の収穫が大きかったことを強調しています。
夏は休養に充て、帰ってからの動きがすこぶるいいとトレセン内では話題になっていますね。「それまでが押せ押せだったから夏は休ませましたが、この休養のおかげでかなり肉体がボリュームアップしました。体重はだいぶ増えていますが、ボテッとした感じはなく付くべきところに付いているという感じ。とりわけトモが以前に比べガッシリとしてきたのがいいですね。動きもこっちの想像以上。1週前追いはちょっとモタモタしたかな、という雰囲気があったんですが併せた相手を圧倒しましたし、今週は終いに仕掛けられてパワフルな脚捌き。ぶっつけになりますが、自信を持ってミルコに託せる状態ですよ。左回りコースでの好成績が目立ちますが、右回りの稽古で問題なく走れているので中山コースに不安は感じていません」と、その関係者は状態面に胸を張っていました。一発の可能性は十分ありそうです。
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