東京コースとの相性がいい馬ですが、2走前に不可解な大凡走。陣営サイドによれば「あれは使い詰めの影響で馬が嫌気をさしたのか、モタれてどうしようもなくなり、鞍上が無理をさせなかったんだ。いわゆる度外視できる内容だよ」とのこと。ひと息入れた前走中山戦はまだ状態が本物ではなかった上に、展開も先行馬には厳しい流れとなったのが仇で10着。ここ2戦フタ桁着順に終わっていますが、いずれも力負けではありません。今回は改めて放牧で立て直し、いい状態で帰ってきたということですね。牧場で順調に乗り込まれたようで、帰厩後の追い本数は少なくても仕上がりは上々。ハナを切ってもいいし、行く馬がいれば2番手でも競馬ができる馬。早めに動いて他馬に脚を使わせる競馬ができれば勝ち負けまでありそうです。
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