情報提供者／栗東某事情通関係者
対象レース／京都 11R　エリザベス女王杯（GI）
サングレアル（戸崎騎手・松田博厩舎）

（「馬キュン!」本編でイエローカードとして取り上げられたものと同じ内容です）

3カ月ぶり、初の関東輸送競馬でフローラSを勝つんですから、「さすがは良血馬だな」と、思わされましたね。再度輸送となったオークスはマイナス14キロでの競馬を余儀なくされましたが、それでも7着と惨敗しなかったあたりも素質のなせる業でしょう。陣営サイドは「能力だけならハープスターに匹敵する」と常々漏らしていますが、同じ厩舎の僚馬で実際細かいところまでの比較ができた上での言葉ですから重みがあります。夏を経て、課題だった馬体が増えてこなかったのは誤算だったかもしれませんが、叩き2戦目の秋華賞では上がり最速をマークして5着と着実に上昇。「秋華賞はこの馬には向かない内回りコースの競馬。それでも持ち味を出してくれたし、外回りに変わるのはそらもう大歓迎よ。古馬はなんとも言えんけど、秋華賞組には負けんやろ」と、と、近い関係者は至って強気ですね。中間、しっかり稽古を消化できているのは馬体維持に問題がないことの証明ですし、姉ブエナが獲れなかったタイトルをかっさらってもおかしくない程の雰囲気が漂っていますね。