競馬サロン
2022/01/25 20:31
「鞍上込みで信頼」大井11R TCK女王盃の予想(水曜日)
勝ったのは馬場の外側から鋭く脚を伸ばしたキングオブコージ&横山典弘騎手。インを突いた横山武史騎手(ボッケリーニ)とは大きく異なる進路どりだったのが何とも面白い。
本命に推したポタジェは5着だったが、川田将雅騎手曰く「今日できる精一杯の競馬」とのこと。今回も重賞に手が届きそうで届かないもどかしい競馬となってしまった。
東海Sで本命に推したサンライズホープは、3着とタイム差なしの4着。もうひと踏ん張りして欲しかったのが本音だ。
先週日曜は悔しい結果に終わっただけに、今週は改めて頑張りたい。
さて、明日26日(水)は大井競馬場で今年最初の牝馬限定ダートグレード競走・TCK女王盃が行われる。
なお、大井競馬場は1月から3月にかけて昼開催となるため、発走時刻には注意が必要だ。
舞台は大井ダ1800m(外回り)で、斤量は賞金別定。年齢により基準が異なるが稼いだ賞金額によって斤量が1キロずつ加算されていく。
JBCレディスクラシックに出走した馬やクイーン賞に出走した馬が駒を進めてくるケースが多く、今年はJBCレディスクラシックで掲示板に載った馬3頭と、クイーン賞の優勝馬がそれぞれ参戦してきたことで豪華な組み合わせとなった。
それではレース傾向を確認するために、TCK女王盃過去5年の優勝馬の3角、4角の位置取りを見ておこう。
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2021年 良馬場
マルシュロレーヌ 3角6番手、4角5番手
2020年 重馬場
マドラスチェック 3角3番手、4角3番手
2019年 良馬場
ビスカリア 3角3番手、4角2番手
2018年 不良馬場
ミッシングリンク 3角3番手、4角1番手
2017年 良馬場
ワンミリオンス 3角6番手、4角4番手
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基本前有利なレースではあるが、強い馬であれば差し届くのが大井外回りという舞台。昨年のマルシュロレーヌは4角5番手からの差し切りだった。
それでは今年の出走馬に目を向けよう。
まず中央馬。
近2戦のOPで骨っぽい牡馬と互角に戦えた5番ショウナンナデシコ、昨年の2着馬で大井では堅実な6番レーヌブランシュ、叩き2戦目の前走で一変した7番ブランクチェック、先行力と安定感が魅力の11番リネンファッション、そして前走のJBCレディスクラシックを制した砂の女王・12番テオレーマの5頭が参戦。
7頭いる地方所属馬の中ではクイーン賞でDG競走初Vを飾った3番ダイアナブライト、南関東牝馬マイル路線の中心を担う8番ダノンレジーナの2頭は注意が必要だろう。
多くはこの路線でお馴染みの馬だが、名を取り上げた7頭の中で牝馬限定のダートグレード競走に初参戦するのがショウナンナデシコとブランクチェックの5歳馬2頭だ。
ショウナンナデシコはオルフェーヴルの産駒で、馬体のつくりは父オルフェーヴル寄り。肉付きが良くかつトモ高なため、切れよりはパワーとスピードに秀でていそうだ。
以前もコラム内で触れたことがあるが、3勝クラスの勝利実績があれば牝馬限定のDG競走では能力的に足りる。グレートタイム、アイオライトら骨っぽい牡馬といい勝負ができていれば、まず通用するだろう。
ブランクチェックは一昨年のレパードS以来の重賞となる。脚部不安により1年の休養があったが、叩き2戦目の市川Sでは後続を5馬身突き放す圧勝を飾っている。
また3走前の神無月Sではオメガレインボー(後にエルムS2着、武蔵野S3着など)とクビ差の競馬を展開。この馬も過去のレース内容から足りそうだ。
上記2頭が牝馬限定DG競走の常連相手にどこまで迫れるかもレースの見どころであろう。
はじめはこの2頭のどちらかから攻める手を考えたが、前日19時時点でブランクチェックが1番人気、ショウナンナデシコが3番人気なら、重賞実績で他馬を凌ぐ◎12番テオレーマを信頼したい。
同馬の馬体は祖父ハーツクライ譲りで胴が長く、胸前、トモとも十分な筋肉の発達が確認できる。前走のJBCレディスクラシックでは1500mの距離にきっちり対応できていたが、中距離でも頑張れる馬だ。
マドラスチェック、サルサディオーネの2頭を一瞬で交わした昨年4月のマリーンCのレースぶりが強く、馬場の外からあっさり突き抜け2馬身半差の快勝を収めたJBCレディスクラシックの走りも純粋に強い。
56キロの斤量がどうかだが、56キロの斤量で敗れたスパーキングレディーCは前が全く止まらない展開が応えたもので斤量が最大の敗因ではないだろう。
他有力どころと比べて1キロ重いだけなら何とかなるはずだ。
鞍上は昨年の地方で行われたダートグレード競走で20戦11勝という驚異的な数字を叩き出した川田将雅騎手。
砂の重賞で最も頼れる騎手だ。
対抗評価は昨年のレディスプレリュードで56キロの斤量を背負いテオレーマを完封した6番レーヌブランシュ。
前走のJBCレディスクラシックは外々を回ったことも着順に影響したか。走り慣れた大井ダ1800mに替わるのはプラスだろう。
▲評価は11番リネンファッション。前走のクイーン賞では珍しく崩れたが、ウェルドーンに4角前から被される形が応えたもの。2走前のJBCレディスクラシックではいったん先頭に立ちかける見せ場十分の3着だった。外2、3番手をスムーズに進められれば反発できそう。
☆評価は斤量2キロ増でも前回の勝ちっぷりを評価し3番ダイアナブライト。
斤量差があったとはいえ、自分の形に持ち込んだサルサディオーネを差し切ったのだから前回の競馬は大したもの。クラブ規定により、引退が迫る状況ではあるが、もうひとつ勝利を積み重ねても不思議ではない。
なお、5番ショウナンナデシコ、7番ブランクチェックの2頭は今回様子見の△とする。ここで強い走りができるようなら次回以降の評価を改めたい。
馬券は◎12番テオレーマの単複が中心。
一緒に馬連、3連複を買いたい。
《大井11R・TCK女王盃の最終結論》
◎12テオレーマ
○6レーヌブランシュ
▲11リネンファッション
☆3ダイアナブライト
△5ショウナンナデシコ
△7ブランクチェック
△8ダノンレジーナ
【単勝】12(1点)
【複勝】12(1点)
【馬連/流し】12-6,11,3,5,7,8(6点)
【3連複/フォーメ】12-6,11,3-6,11,3,5,7,8(12点)
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