10月5日からロング開催が続く京都は、さすがに内ラチ沿いの馬場が荒れ始めた。土曜京都12R・3歳上2勝クラスでは、ゴール前で外から差し馬が押し寄せるシーン。それでいて勝ち馬の上がり3Fは33秒0と速く、決め手が求められる。このイメージを基に予想を組み立てる。

前走・スワンSで後続に突かれながらの厳しい逃げでしぶとかったウインカーネリアンは、1枠発走なら単騎逃げ。ただ、最後の最後に外差しトラックバイアスから、ゴール前で着順が入れ替わると見た。

◎エイシンスポッターは昨年の京阪杯を上がり32秒2で3着。この時の1着はトウシンマカオ、2着はルガルと、メンバーの揃った一戦での高いパフォーマンスであり、今年のメンバーと今の馬場なら差し切ってもいい。

控える競馬が板についてきたモズメイメイが対抗○。前走・スプリンターズSを夏競馬の疲労と捉えれば、仕切り直しのここで見直しが可能であり、この時も後方から上がり33秒5と脚は使っている。7枠なら無理に行くこともなく、前を見ながら外からじわりと追走で、最後は末脚を繰り出す。

もう1頭、海外遠征から不振の▲アグリだが、前走は積極的な競馬で復調気配。あの前進気勢があれば距離短縮は好材料で、千四で実績を残してきた底力もこの馬場で活きてくる。

ウインカーネリアンは2列目の☆評価。ビッグシーザーは前走がトップハンデで強い内容だったが、内枠で割り引く。こちらも☆マーク。馬券は◎○▲が1列目の馬単フォーメーションを本線に、◎軸の3連複で勝負。

◎12エイシンスポッター
○14モズメイメイ
▲６アグリ
☆１ウインカーネリアン
☆３ビッグシーザー
△10グランテスト
△11カンチェンジュンガ

【単勝】12（1点）
【馬単/フォーメ】12,14,6→12,14,6,1,3（12点）
【3連複/フォーメ】12＝14,6,1,3＝14,6,1,3,10,11（14点）

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