▼高好走率・低好走率データ＆予想も！『馬柱探偵・田原基成』のXをフォロー

※2024年11月7日時点の見解であり、実際の結論（印・買い目）は週末の予想コラムにてご確認ください。

・アスクワイルドモア
フタ桁着順が続く現状。厳しい。

・アラタ
7歳を迎えてさすがに全盛期からピークアウトしてしまった感あり。上位進出は難しい注文と言えるだろう。

・ウインシュクラン
福島芝2000mは【2-0-0-0】と負け知らず。前に行ける脚質は当舞台向きで、すんなり先行した際の3着粘り込みは頭に入れておきたい。

・エンパイアウエスト
函館記念15着から臨む今回。さすがに重賞では力不足か……と思ってしまうところだが、当時はスタート後に両サイドから挟まれる形で位置取りを下げ、3-4コーナーでは外々を回るロスが目立つ競馬ゆえ参考外と捉えられる。4角4番手以内で運べた際の成績【4-0-2-2】が示すように、道中は好位で運ぶことが好走の必須条件。その戦法が叶った際の一変は警戒すべきだ。

・ギャラクシーナイト
フタ桁人気で連続連対と、突如として覚醒を遂げた馬。2走前は展開に恵まれた印象が強かったが、東京芝2000mで1分57秒7の前走はとてもフロックとは言えないレースぶりだった。低調なメンバーレベルを考えたとき、再度の好走を警戒したい。

・クリノプレミアム
先行力の衰えとともに掲示板外が続いてしまっている。変わり身は望み薄か。

・サトノエルドール
福島芝2000mは【0-0-0-4】と相性の悪さが際立つ条件。連続好走を望むのは酷に映る。

・ショウナンマグマ
近2走は自慢の先行力が鳴りを潜め持ち味を発揮できず。適距離から200m長い条件替わりもマイナスだ。

・シリウスコルト
初の古馬相手となった前走小倉記念。結果は9着も、当時はレコードが出る高速馬場に加えて夏競馬連戦の見えない疲労もあったのだろう。福島芝は【1-1-0-0】、唯一敗戦を喫した馬はスワンSで古馬相手に2着のオフトレイルだ。絶好の舞台替わりで迎えるここは軽視できない。

・シーズンリッチ
復調の兆しがうかがえない近走。ここも様子見が妥当か

・タガノパッション
オープンクラスの馬券内は牝馬限定戦のみ。牡馬相手の芝2000m重賞替わりがプラスに働くとは思えない。

・ダンディズム
この馬で注目したいのは2走前。当舞台の七夕賞4着のレースだが、1000m通過57秒3の超ハイペースを4角4番手から早め先頭……結果論だが、もう少し仕掛けを遅らせていれば馬券内は確実だったはずだ。スローの前残り決着だった前走ケフェウスSは中団待機で参考外。昨年2着と好相性の舞台替わりで見直し可能だ。

・ドクタードリトル
大逃げを敢行した馬がいて難しい展開だった前走京都大賞典。枠なりに外々を回る形となったが、勝ち馬と0秒3差なら及第点を与えられる内容だ。芝2000mは【2-1-0-1】掲示板外なしと抜群の安定感。小回りコースへの対応がどうかも、ノーマークにはできない。

・フェアエールング
馬券内に入った5戦すべて非急坂の小回りコースと、好走レンジの偏りがある馬。中山や東京との比較で福島は悪くない舞台と言えるし、内枠もしくはすんなり先行できる枠の並びなら何らかの印は必要か。

・フライライクバード
近走成績から上位人気が予想される1頭。前走パフォーマンスも申し分ないものだったが、直線の短い小回りコースは【0-1-0-3】と凡走が目立つ点は気がかりだ。大外からグイグイ進出するタイプでもなく、枠の並び次第では“消し”の選択肢も浮上する。

・ベラジオソノダラブ
2走前の激走には驚かされたが、前走は同じ競馬で最下位と惨敗。後続が早めにマクリ差しを敢行する福島芝2000mで2走前の再現は難しい印象だ。

▽その他レースの「全頭診断」はこちら！
◆【エリザベス女王杯2024全頭診断】レガレイラに重なるアーバンシックの姿　“2009年の再現”なら「4.2.0.3」穴馬

◆【デイリー杯2歳ステークス2024全頭診断】ロンドボス回避で一転混戦ムード　軸なら「2.0.2.2」該当馬か

◆【武蔵野ステークス2024全頭診断】人気上位馬に好データが満載　穴狙いなら「勝率0%→勝率50％」濃厚な想定8人気以下