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【TCK】17日、TCKで相馬野馬追のPRイベントが開催される

東京シティ競馬(TCK)で、本日9月17日(日)、福島県相馬地方に伝わる古くからの伝統行事であり「世界一の馬の祭典」と評されている国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」のPRイベントが開催された。

相馬野馬追は1000年以上もの昔、相馬氏の祖といわれている平将門が下総国に野生の馬を放ち、敵兵に見立てて軍事訓練を行ったのが始まりと伝えられている。1978年には、国の重要無形民俗文化財に指定。今年も7月29日から31日の3日間に渡り、盛大に執り行われた。

TCKと相馬野馬追の縁は深く、1977年8月の第一回以来長年にわたって大井競馬場でのPRイベントを実施している。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり近年は実施が見送られてきたが、今年2019年以来4年ぶりにTCKに相馬野馬追が帰ってきた。

PRイベントでは、冠レースとなる第1レース「野馬追賞」のレース前にセレモニーを実施。相馬野馬追のすべての合図に用いられている「法螺貝吹奏」と、相馬野馬追の国歌と言われる民謡「相馬流れ山」の斉唱が披露された。

セレモニーの終わりには、南相馬観光協会会長の鈴木清重氏が挨拶を行い「相馬野馬追は、約1080年の歴史を受け継ぐ動く歴史資料館ともいわれるイベントです。400騎を超える騎馬武者が登場する『お行列』、騎馬武者が先祖伝来の旗差物を背負い、風を切って疾走する『甲冑競馬』、メインとなる『神旗争奪戦』など、3日間の間にさまざまな行事がとり行われます。来年は猛暑や熱中症の対策として例年の7月から、5月末に開催を予定しております。ぜひ相馬野馬追お越しください!」とアピールした。

また「野馬追賞」の発走ファンファーレを法螺貝による「発馬の螺(かい)」に代えて吹奏したほか、場内では相馬野馬追に関するパネル展示や実際に相馬野馬追で使用されている甲冑の展示も行われた。

(TCKリリースより)

■相馬野馬追 公式サイト
https://soma-nomaoi.jp/








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