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【地方競馬】明日1日、川崎競馬場でDG競走・川崎記念 王者テーオーケインズと新星ウシュバテソーロが初対決

GI級3勝のテーオーケインズが川崎に初参戦。

2月1日、川崎競馬場でダートグレード競走・川崎記念が開催される。フェブラリーSやドバイWCを見据えた実力馬が集う新年一発目のGI級競走だ。1着賞金は8000万円。枠順、発走時刻は以下の通り。

■川崎11R 川崎記念(JpnI、ダ2100m) 16時10分発走

1枠1番 ニューモニュメント(牡7、栗東・小崎) 小崎

2枠2番 スワーヴアラミス (牡8、大井・荒山勝)今野忠

3枠3番 テーオーケインズ (牡6、栗東・高柳大)松山

4枠4番 ペイシャエス   (牡4、美浦・小西) 菅原明

5枠5番 ウシュバテソーロ (牡6、美浦・高木) 横山和

6枠6番 ノットゥルノ   (牡4、栗東・音無) 武豊

7枠7番 テリオスベル   (牝6、美浦・田島) 江田照
7枠8番 エルデュクラージュ(セ9、船橋・川島一)本田正

8枠9番 フォルベルール  (牡5、川崎・久保秀)町田直
8枠10番 ライトウォーリア (牡6、川崎・内田勝)矢野貴

注目の存在はテーオーケインズ(牡6、栗東・高柳大)。GI級競走3勝の実績を誇る、言わずと知れたダート路線のトップホースだ。昨秋は盛岡・JBCクラシックを快勝し貫録を見せたが、続くチャンピオンCでよもやの4着敗戦。好走と凡走を繰り返すジンクスが継続する結果となってしまった。敗戦後、陣営は東京大賞典をスパッと諦めてテーオーケインズに充電期間を与えることを選択。立て直して臨む今回は王者らしい走りを披露できるか。

テーオーケインズがパスした東京大賞典を制したのが新星ウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木)だ。芝で3勝クラスまで出世した同馬がダートに初めて挑戦したのが昨年4月。芝で頭打ちになった馬の苦し紛れのダート転向と見る向きもあったが、フタを開けてみればこの路線変更が大正解。あれよあれよという間に出世街道を驀進し、重賞初挑戦となった東京大賞典も直線一気の末脚でブッコ抜いてみせた。小回り川崎への対応がカギになるが、底の知れない脚力はここでも魅力。新星は王者を飲み込むか。

ノットゥルノ(牡4、栗東・音無)は昨年のジャパンダートダービー勝ち馬。東京大賞典でも2着と好走したように大井ダ2000mを庭としている。その点において、小回りの川崎ダ2100mというのはややネック。同じく小回り園田の兵庫CSで勝ち馬に8馬身差をつけられたことから、本質的には広いコース向きの印象だ。このあたりを川崎記念3勝を誇る”レジェンド”武豊騎手がどのように導きカバーするか注目したい。

ペイシャエス(牡4、美浦・小西)もノットゥルノと同じく4歳馬。こちらはユニコーンS、名古屋グランプリと重賞2勝の実績。機動力とタフさがセールスポイントの同馬にとって、コーナーをグルグル回るこのコースは好相性のはず。ここも正攻法の競馬で、ノットゥルノとともに強い4歳世代の実力を天下に示したい。

テリオスベル(牝6、美浦・田島)はTCK女王盃から意欲の連闘策。前走に続きレースを動かす存在になるはずで、どのタイミングで仕掛けるか注目が集まる。揉まれない得意の形に持ち込み上位進出なるか。

ニューモニュメント(牡7、栗東・小崎)はこれがGI級競走初挑戦。しかしながら昨年以降1度たりとも3着を外したことのない安定感はここでも大きな武器に。堅実な末脚で一角崩しを目論む。

迎え撃つ南関東勢からは4頭が出走。カジノフォンテンを筆頭に選定されていたビッグネームが回避し、やや小粒な面々になってしまった感は否めない。

しかしながら打倒JRA勢の一番手・ライトウォーリア(牡6、川崎・内田勝)の充実ぶりには目を見張るものがある。昨夏の川崎転入初戦こそ崩れてしまったが、その後は埼玉新聞栄冠賞、勝島王冠と地元の重賞を連勝。東京大賞典でも地方馬最先着の5着と善戦した。自分のリズムで運べるかがカギになる同馬にとって、この大外枠は願ってもない条件のはず。スムーズな先行抜け出しが叶えばチャンスがあるはずだ。

エルデュクラージュ(セ9、船橋・川島一)は昨年のこのレース2着馬。年明けの報知オールスターCを使って臨むローテーションも昨年と同様だ。得意とするダートの長丁場で持ち味を活かしたい。

(Text:Inoue)

第72回川崎記念(2023年)調教VTR 【公式】川崎競馬


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