エプソムCを制した府中巧者ダイワキャグニーが引退　今後は乗馬へ

2020年のエプソムCを制したダイワキャグニー（セ9、美浦・菊沢）が競走馬登録を抹消し、引退することがJRAより発表された。なお今後は馬事公苑で乗馬になる予定。

同馬は2016年の東京競馬でデビュー。翌年にはダービートライアルのプリンシパルSを制し、日本ダービーにも駒を進めた（結果は14着）。その後も東京競馬場の芝レースを主戦場に活躍。2020年にはエプソムCを制し、念願だった重賞タイトルを手に入れた。ラストランは今年1月の京都金杯（14着）。キャリアで挙げた全8勝の舞台はいずれも東京競馬場という生粋の府中巧者がターフを去ることになった。

▽【ダイワキャグニー】
父キングカメハメハ
母トリプレックス
母父サンデーサイレンス
通算37戦8勝

《重賞勝鞍》
2020年　エプソムC（GIII）

（Text：Hiraishi）

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