おしらせ
きさらぎ賞出走馬1週前の様子
今週末は京都芝1800mで3歳重賞、きさらぎ賞が行われる。本日は美浦・栗東より報告された出走予定の有力馬について1週前の様子をお伝えしておこう。 アルキメデス(牡、栗東・藤原英) もう少し馬体が肥えて戻って来て欲しかったのが正直なところ。テンションが高く牝馬のような繊細な面があるし、食べた物が思うように身にならないのかもしれない。仕上がりそのものは悪くないのだが、思ったほどの成長が感じられない現状だ。 ジャスタウェイ(牡、栗東・須貝) 休養前より馬体は減っていると思うが、無駄肉がとれて、ピンと張り詰めた雰囲気が感じられる。放牧先でも相当鍛えられていたのではないか。体の切れが良くなって、一段とバネ、トモの蹴りにも力強さが出た。走る気持ち、闘志も感じられるし、心身両面で張り詰めた雰囲気がある。これなら初戦から楽しみが持てそう。 ヒストリカル(牡、栗東・音無) ディープインパクト産駒らしく細身で、まだ芯から実が入っていない感じ。動きそのものは悪くないのだが、その分、瞬発力に欠ける。それに走る気持ちにも欠けるようで、まだ馬が目覚めていないようだ。心身両面で幼さが残るし、いいモノは持っていても本当に良くなるのはもう少し先で、暖かくなってからではないか。 ベールドインパクト(牡、栗東・大久保龍) 前後のバランスが悪く、骨格に見合った筋肉がまだついていない感じ。緩さもあって、ディープインパクト産駒でも動きにバネが感じられない。素軽さにも欠けるし、追っての反応、伸びも今ひとつ。この馬も本当に良くなるのはもう少し先、暖かくなってからだろう。能力は感じられるが、良化待ちといったところか。 マイネルアトラクト(牡、美浦・斎藤) 25日、美浦坂路(良馬場)で52秒3-37秒6-24秒3-12秒1を一杯に追われてマーク。古馬準オープンのドリームノクターン(一杯)と併せ馬でハードに追われ、活気溢れる動きを披露。追走していっての先着を果たした。馬体減りもなく、それでいて引き締まった馬体。ここ2戦の関西遠征による疲れは見られない。 レッドアーヴィング(牡、栗東・松永幹) テンションが上がって精神面で落ち着きを欠いているので、食べた物が身にならない。ひと叩きされても馬体を薄く見せて、実の入りが今ひとつ。いいモノは持っていても、この精神面が成長を妨げている感じ。現状は輸送がない、滞在競馬でこそのタイプではないだろうか。 ローレルブレット(牡、栗東・鶴留) 馬体に張り、ボリューム感が出て、柔らかみにも溢れている。動きにしても全身を大きく使い切れるようになり、伸び伸びと走れて躍動感が感じられる。疲れがとれたようで活気にも溢れているし、ひと息入れて立て直された効果は十分。あとは力関係だけだろう。 ワールドエース(牡、栗東・池江) 腹目が上がり気味で、腰、トモ回り、下半身が寂しくなったような気がしなくもない。それより気掛かりなのは精神面。イラついてテンションが上がっている。素質はある馬だけに、個人的にはここは無理せず使わない方がいいと思うのだが…。前走からさらなる上積みを期待するのはどうだろう。 ★「競馬最新ニュース」でもきさらぎ賞関連のニュースを掲載 ★【クロッカスS】セイクレットレーヴが初オープン勝ち ★【メイクデビュー京都】ロードアクレイムが大激戦を制してデビュー勝ち
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